こんにちは、makinaです。
2021年に入り、ファッショントレンドが動き出しています。
2020年までの5年周期が終わり、新たな5年周期に入ったからです。
ブランド側があえて次の流行を作っていなかった期間が終わり、作り始めた次の流行に、街の人たちが付いて行き始めています。
お店側や、雑誌側は、もちろん「新しい服を買いましょう!」と言うわけですが、受け取る側の私たちからしても、今は新しい服を買ってもいいタイミングだと思います。
ファストファッションも、2019年から停滞していますが、それはファッション周期のせいです。
ハイブランドが、大きな流行のピーク(ロング&ワイドが最高潮だった2018年)に、次の流行を作らないで待ったから、ファストファッションが停滞したのです。
トレンド周期が頭に入っていれば、たとえば2019年に「ブラウンのワントーンコーデ」が出てきたとしても、「もう終盤だから最後にもう1色売りたくて茶色って言っているんだな」とわかるようになります。
次のピークは2023年。
そこへ向けて、「トレンドをできるだけ安く試したい」という人が増えるので、ファストファッションは盛り返します。
このブログへも、「ロングスカート 飽きた」「ロングスカート うんざり」という検索ワードでたどり着いてくださる人が増えています。
ロングとワイドの流行も、ひと段落。
5年周期の変わり目の今は、クローゼットがどうしても片付かない時期です。
細かい流行がたくさん出てきて、息の長い流行にはならないものも今はあるからです。
今から出てくる中から、息の長い流行になるものが大きく育ちます。
ブランド側が、消費者の反応を見ながらある程度「これ」と決めて、売れやすい形にして売るからです。
2023年には、クローゼットの総取っ換えが終わり、すっきり片付きます。
(2018年にロングカーデとひざ下スカートとワイドパンツだけ残して後は処分しやすかったのと同じです。)
街を見渡してみてください。
もう、始まったトレンドを取り入れている人がいます。
新しいトレンドがないのに前のものだけ古くなることはあり得ません。
逆に言うと、新しいトレンドが大きく育つと、前のものは古くなります。
お店の人や、雑誌が「新しい服を買いましょう!」と言うのはいつものことですが、受け取る側の私たちも、どれが大きな流行になるかを見極めたうえで、トレンドを更新していく時期に入っています。
これからのファッションがどうなっていくのか、楽しみです。
「2023年に流行が予想される服」【有料記事】はこちら⇒https://note.com/makina81/n/n985e86d18c9f