こんにちは、makinaです。
大流行するようなファッションアイテムが、ほとんど現れなくなった今。
価値観が多様化し、ファッションも細分化されています。
そんな中でも、比較的長期にわたって流行する要素というものはあります。
2020年までの5年間は、それにあたるのがゆるシルエットであり、中でも息の長い流行になったのがワイドパンツでした。
ワイドパンツは、その前に出ていたガウチョパンツのデメリットを補う形で、支持を得ました。
ガウチョパンツだと短すぎて、仕事に着て行けなかった。
それが、ワイドパンツなら、職場でもOKだったからです。
とはいえ、私自身、最初はワイドパンツに抵抗がありました。
男性的すぎると思ったのです。
女性ファッション誌で「今年はワイドパンツが来る!」と言われていた2016年にも、まだワイドパンツを買うことを躊躇していました。
そして、2017年が近づいても、「すぐに下火になるだろう」と、頑なにワイドパンツを購入せずにいたのです。
ですが、2017年になって、「これは、下火になるどころか、大きな5年周期の流行のメインアイテムになるのだ」と判断しました。
男性的すぎるとかそういうレベルじゃない。
大流行して、パンツはワイド一択になるのだと。
そこで私は観念し、ついにワイドパンツを購入したのです。
ですが、全く遅すぎることはありませんでした。
そこから4年間は着続けられましたし、2018年には「ワイドパンツの流行は2021年まで伸びる」と予測したので、2018年に数本買い足したくらいでした。
案の定、2018年はハイブランドが新しいトレンドを打ち出さず、2019年と2020年は街の人たちが次に着る服がなかったため、ワイドパンツは2021年も十分賞味期限の範囲内となっています。
そもそも、大流行するアイテムというのは、最初は抵抗感があるのです。
違和感があったり、「ないわー」と思ったり。
それが、よくよく考えると都合がいいので、爆発的に流行るのです。
第一印象が「いいね!」というものは、1~2年で衰退します。
だからこそ、最初の違和感と「都合の良さ」で、大流行する可能性があるものを見極めることが大事なのです。
ただでさえ、世の中には急に登場して全く予測できないようなトレンドアイテムもあるのです。
予測できるところは予測しておかないと、どれをスルーしていいのかわからなくなってしまいます。
ワイドパンツのような「大流行」とは、「ファッション好きじゃない人も着る」というレベルです。
それが早くから分かれば、同じ服を長く着られるのです。
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