こんにちは、makinaです。
小さい子どもと接する機会がないまま、出産した私。
育児ノイローゼになった時、「現代の子育ては大変なのよ」と教えてくれたのは、助産院の助産師さんとスタッフさんたちでした。
「出産したママだって、自分が食べなきゃいけないし、お風呂も入らなきゃいけない。実家が遠かったり、旦那さんの帰りが遅い人も多いし、赤ちゃんが熱を出して、ママ本人も体調を崩したりしたら、頼れる人がいない人が今は本当に多いの。
ここに来てくれれば私たちが助けてあげられるけど、ここに来ないで家で苦しんでいる人はいっぱいいるのよ。」
産後ケア制度を利用して助産院で休ませてもらうことに、申し訳ない気持ちが拭えなかった私も、このスタッフさんから「現代の子育ては大変なのにママ本人たちもそのことを知らない」と聞いて、腑に落ちました。
渦中にいる当事者本人が、現代の状況を知らない。
産後何か月で、女性の体はどう変化するのか。
子どもとはどう向き合って、パートナーには何をお願いしていくのか。
ママも必死ですが、パパもまさか出産したママ本人が自分のことを知らないとは思いもしないので、パパの混乱も相当なものです。
現代の子育ての大変さは、まさにそこにある。
育児ノイローゼになって初めて、私は、全く知らなかったことを子育ての先輩たちから教えてもらうことになったのです。