こんにちは、makinaです。
バーキンのコーディネートも難しいのですが…。
ケリーのコーディネートもまた、難しくて悩んでしまいます。
ハンドルを手持ちするなら、ひざが隠れる丈のスカートやワンピース。
ショルダー使いなら、甘めのトップスに、ワイドパンツやスティックパンツ。
前に斜め掛けするなら、ジャケットにロングスカートや、パーカーにタイトスカートの組み合わせもできます。
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ケリーのコーディネートが難しい理由
ケリーのコーディネートは、どうしてこんなに難しいのか?
まず、着て行く場所が難しいからです。
場所と、シチュエーションによって、服装は変わります。
そして、トレンド服と合わせにくいから。
ケリーは普遍的なバッグなので、手持ちのトレンド服と合わせるとしっくりこないことが多いのです。
さらに、ケリーには3つの持ち方があるから。
手持ち、ショルダー、斜め掛け。
ケリーは3つの持ち方ができるので、それぞれに適したコーディネートがまた変わってくるのです。
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エルメスのお店に行く場合
ケリーを持って行く場所から考えてみると…。
一番多いのは、エルメスのお店に行く時です。
手持ちなら、ワンピース。
ストラップで肩掛けするなら、ワイドパンツや、スティックパンツのようなタイトめのボトムスでも合います。
エルメスには、ひざ丈の台形スカートもわりと多いので、台形スカートにケリーというのも良さそうです。
トップスが、迷いどころですが…。
真夏は、エルメス以外のブランドのトップスを着ているお客さんが多いそうです。
エルメスの店員さんは、セオリーをおすすめしていました。
デニムは、エルメスのお店には全く置いていない時期もありますから、あえてデニムにケリーで行く必然性はなさそうです。
前で斜め掛けという持ち方も、エルメスが推奨しているわけではないので、しない方向です。
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ホテルや美術館などにお出かけする場合
ケリーを持って行く場所で、エルメスのお店以外となると…。
次に多いのは、ホテルでの食事や、美術館などにお出かけする場合です。
エルメスばかりで固めて行く必要がないので、選択肢も広がります。
私自身、よく着るのは、スーツショップのレディスコーナーの丸襟ワンピースです。
生地感はエルメスと違いますが、体に合うサイズを選んでお直しすれば、見映えのする着こなしができます。
他には、パッと目を引くキレイ色を1つ入れるのも、ホテルや美術館にはピッタリです。
白のきれいめトップスに、ベリー色のスカートに、ケリー。
といったコーディネートです。
わかりやすいトレンド感もあまり必要なく、スニーカーも必要ないくらいの、コンサバスタイルです。
スカートはエルメスですが、トップスは、ブルーレーベル(旧バーバリー)で、8000円台でした。
そのままだと、若い体形向けなのでお腹が出て見えてしまいます。
むしろ丈を短くお直しした方が、お腹が出て見えません。
素材感も、ブルーレーベルは満足です。
エルメスのトップスは、春夏はあまり買わなくなりました。
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ファッション性の高い街に行く場合
ホテルでも美術館でもなく、おしゃれな街に遊びに行く時。
ファッション性が高い街なら、前に斜め掛けするスタイルもできます。
ジャケットに、ロングスカート。
または、スポーティテイストのフード付きアウターに、タイトスカートやニットスカートなどです。
これに、ケリーを斜め掛けします。
特に、ジャケットとスポーティアイテムは、モード好きの人なら避けて通れないアイテム。
これなら、ケリーもファッションアイテムとして機能してくれます。
スニーカーも、ホテルや美術館よりもはいて行きやすいです。
トレンドの転換期はケリーに最適な時期
とはいえ、ケリーのコーディネートは、やはりトレンド服と合わせるのは難しいです。
でも、逆に言うと、今はトレンドの転換期なので、コンサバ服や定番服でやり過ごすのにケリーはちょうどいいかもしれません。
トレンド自体が安定しないこの時期に、ケリーでベーシックなエレガンスを強化する。
あれこれ新鮮なトレンドアイテムに手を出してしまうより、堅実かもしれません。