こんにちは、makinaです。
エルメスのレザー製品には、革の種類があります。
厚さ、重さ、見た目の質感、触った時の感覚など…。
革の種類によって、かなり違うのです。
中でも魅力的なのが、シェーブルです。
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シェーブルとは
シェーブルは、ヤギ革です。
エルメスのシェーブルの正式名称は、「シェーブル・ミゾール」。
ミゾールという、インドの都市の名前が後ろに付いています。
ヤギ革の大きさには限度があるので、小さいレザーアイテムにしか使われません。
シェーブル革は、上品なつや(光沢)があり、やわらかいのが特徴です。
シェーブルの魅力
まず、シェーブル革は、きめが細かいのですが…。
そのきめが不規則で、単調じゃないのです。
細かくて不規則なきめが、見ていて落ち着くバランスです。
もしも、規則的なきめだったら、単調になってしまうところです。
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それに、不規則だったとしてもきめが粗ければ、落ち着かない印象になるかもしれません。
そのどちらでもなく、細かくて不規則なきめが、とてもバランスが良いのです。
しかもやわらかく、触った感じも、手と一体化するような感覚です。
ヒーリング効果まで感じるほどです。
時とともにやわらかくなる
時間が経つと、もっとやわらかくなります。
逆に言うと、型崩れしやすいのもシェーブルの特徴です。
そもそもヤギ革なので、レザーのランクで言うと最高級ランクではありません。
使用感が出てきたら、適度な買い替えが必要な革と言えます。
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革の違いを楽しむ
オーストリッチやクロコダイルほど軽くはないですが、牛革よりは軽い。
価格が低くて傷がつきにくい「ヴォー・エプソン」もありますが、エルメスの革の中でも、シェーブルが好きという人は少なくないようです。
私自身、シェーブル革を知って、革の違いを楽しむきっかけになりました。
型崩れに気をつけながら、ヒーリング効果の恩恵を受けて行こうと思います。
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