こんにちは、makinaです。
停滞する、経済。
百貨店売り上げも低調。
そんな中、ファッション誌の動向も、いつもとは違う様相を呈しています。
発売が延期になったり、月刊誌が臨時に「合併号」となって、翌月分を休んだりしています。
MOREは、6・7月合併号となりました(5月の発売はなし)。
GISELe(ジゼル)は、vol.6,7となり、同じく5月の発売はありませんでした。
andGIRLは、6・7・8月合併号が7月10日発売。
なんと、5月と6月の発売がなくなりました。
今までに例のない状況です。
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誌面は柔軟に変更できない
ハイブランドのコレクションもそうですが、ファッション雑誌も、1つ作るのに長い期間がかかります。
その間に、状況が変わっても、臨機応変に方針を変えることが難しいのです。
最近では、ネット上の誌面で、変更を伝えることもできますが…。
紙の誌面では、変化に柔軟に対応できないのが、業界の常識です。
季節ごとに特集は決まっている
ファッション業界は、季節感が命。
季節が移ってしまうと、逆戻りはしません。
暑くなってしまえば、もう春物は売れない。
雑誌の誌面作りも、季節ごとにだいたい特集される内容が決まっているのです。
ところが今年は、それが通用しない。
合併号となって発売されない月の季節は、過ぎ去ってしまいます。
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欠かさず読むのは少数派
普段から、欠かさずファッション誌を読んでいる人は、かなり少ないでしょう。
ネットで、定額で読み放題のプランもありますし、「この雑誌がお気に入り!」という人も減っているはずです。
「発売なし」の月が訪れても、気づいていない人が大半ではないでしょうか。
こんなところにも、変化の波は押し寄せているのです。
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