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ロエベのハンモックのサイズ感で迷ったら

※「ドローストリングタイプに中サイズ(スモール)はない」と書きましたが、2019年8月9日にドローストリングスモールが発売されることが判明しました。

※ハンモックを検討中の方は、ドローストリングスモールも選択肢に入れてみてください。

こんにちは、makinaです。

ロエベで人気のバッグ、ハンモック。

色のバリエーションが豊富で、サイズ違いもあり…。

さらに、通常のジップ付きタイプと、ひもで絞るドローストリングタイプがあります。

サイズで言うと、4種類。

通常のジップ付きタイプが、中(スモール)と大(ミディアム)。

ひもで絞るドローストリングタイプが、小(ミニ)と大(ミディアム)。

ドローストリングタイプには、中サイズは無く、通常タイプには、小サイズがありません。

それに、そもそも形が特殊で、色々な長さのイメージが湧きづらい。

どう持つかによっても、サイズの感じ方が変わる。

だから余計に、迷ってしまうのです。

通常の中サイズか、ドローストリングの大か?

迷うのが、通常の中サイズにするか、ドローストリングの大にするかです。

ハンモックは、ショルダー使いをすると荷物が落ちそうになるので、ひもで絞れるタイプがいいかなと思うのですが…。

ドローストリングには、中サイズが無いのです。

ひもで絞りたいのなら、大になってしまいます。

しかも迷うことに、通常の中サイズとドローストリングの大は、実はそれほど大きさは変わらないのです。

通常の中(スモール)は、最大幅30センチ。

ドローストリングの大(ミディアム)は、最大幅31センチ。

最大幅というか、このバッグはマチが一番広い(長い)ので、マチが30センチと31センチということだと思いますが。

とにかく、1センチしか違いません。

だから、かなり大きいものの、ドローストリングの大にするという選択肢も、けっこうアリなのです。

たしかに、この1センチがかなり大きく感じる、というのも事実です。

ただ、ショルダー使いをしても荷物が落ちそうになることもなく、横のレザーが内側に倒れ込むこともないので出し入れもしやすい。

大きいですが、ドローストリングは出し入れはしやすいです。

底の鋲も、こちらにはついています。

持ち手の幅が1センチ広いから手首を通しやすい

ハンモックは、持ち手が短め。

公式サイトの記載では、約10センチです。

だから、ひじまで通すにはギリギリですし、そこが使いにくいという人もいるはずです。

ところが、ハンモックの大(ミディアム)は、中(スモール)よりも、持ち手の幅が1センチ広いのです。

持ち手の、縦方向(高さ)は、約10センチですが、付け根同士の幅が、ミディアムの方が1センチ広い。

ミディアムは、手首を通す空間が、横方向には5センチあります。

スモールだと、4センチしかありません。

ミディアムの方が、手首を通しやすいです。

あえて中サイズを作っていない?

とはいえ、ドローストリングの大(ミディアム)が、かなり大きいのは事実です。

ロエベの店員さんに、聞いてみました。

「ドローストリングは便利だし、これの中くらいのサイズがあればいいのにと思うのですが…。

発売の予定はないんでしょうか?」

「たしかに、そうですね。

今のところ、発売の予定はありませんね。

もしかしたら、戦略的に中くらいのサイズを作っていないのかもしれません。

中くらいなら、通常のジップタイプで、逆にミニサイズは通常タイプでは作っていないので、ドローストリングにしていただくという風に。

差別化していると言いますか…。

ドローストリングタイプに中くらいのサイズが無いのは、あえてそうしているということもあるのかもしれません。

そう言いながら、今後発売されないとも限りませんが(笑)」

とのことでした。

なるほど…。

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「戦略的に」。

「あえて」。

ドローストリングタイプの中くらいのサイズを作っていない…。

やっぱり、デザイナーであるジョナサン・アンダーソンの意図は、あくまで通常タイプに誘導することにある。

「ショルダー使いだと荷物が落ちそうだからひもで絞りたい」という意見に応えるように、ドローストリングタイプは作る。

ただ、大と小だけにして、「大だと大きいし、小だと小さ過ぎるから、やっぱり通常のデザインの中にしよう」ということになるのを見越しているのかもしれません。

デザイナーが一番売りたいのは、通常タイプの中サイズ。

先ほどの店員さんの話から考えれば、「ニーズが被らないように」ということかもしれませんが…。

そこからさらに考えると、通常タイプの中サイズに誘導する意図があるとも思えてきます。

迷わないお客はドローストリングを買い、迷うお客は通常タイプを買っていく

実際、お客さんで、ドローストリングと迷って、結局通常タイプの中サイズ(スモール)を買っていく人は、「ドローストリングは大き過ぎる」という人が多いそうです。

一方で、ドローストリングを買っていくお客さんは、「ひもが付いている見た目が好み」とか、「ひもで絞りたい」という理由で買っていくそうです。

「大きいけど、ひも重視」という感じで、あまり迷わないそうです。

迷ったお客さんは、どちらかと言うと最終的に通常タイプの中サイズ(スモール)にすることが多いとのことでした。

両方使ってみた感想

通常タイプの中(スモール)と、ドローストリングタイプの大(ミディアム)を、両方使ってみた感想は…。

ドローストリングタイプの大(ミディアム)が、メインになりそう。

そんな気がします。

かなり大きくて、重さもありますが…。

約750グラムなので、けっこう重い方です。

でも、持ち手は短いながらもわりと手首はラクに通せる。

肩掛けも、斜め掛けも、安心してできる。

ひもを絞ったままの状態でも、ある程度は物を出し入れできる。

どうしても、ゴロンとした印象になってしまいますが…。

それが、「ハンモックを持ってる!」という満足感も兼ねている感じです。

ロエベの意図としては、「ドローストリングは大きいから、通常のスモール(中サイズ)に」ということかもしれませんが…。

使い勝手を優先するなら、必ずしもブランドの意図に乗らなくてもいいような気もします。

今後、ドローストリングタイプの中サイズが発売されることはあるのでしょうか…。



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