こんにちは、makinaです。
子連れや、赤ちゃん連れのママ。
視線を向けられるシチュエーションも、いろいろあります。
ママファッションもそうですが…。
子どもへの言葉遣いが乱暴じゃないかとか、怒っていたりすると「子どもがかわいそう」とか思われたり。
子どもが騒いでいる時は、ママがちゃんと注意しているかどうかも、周りの人から注目されています。
でも、それよりももっと注目されるシチュエーションがあります。
子連れや赤ちゃん連れのママに向けられている視線は、極論を言えばたったこれだけです。
それは、「親切に対してお礼を言ったかどうか」。
一番チェックされているのは、「『やってもらって当然』と思っていないか」ということなのです。
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親切に対してお礼を言ったかどうか
奇抜なママファッションが視線を集めると言っても、個人の自由の側面もあります。
子どもに汚れた服を着せているとか、レトルトの離乳食を与えているとか、視線を向けられたとしても、それは家庭の事情です。
子どもに怒っていたとしても、ある程度はしつけの範囲内。
逆に、子どもが騒いでいる時にママがちゃんと注意しているかどうかは、周囲への迷惑を放置していないかどうかに関わるので、これも明確な正解がわかりやすいシチュエーションです。
となると、一番、「このママはどうかな?」って視線を向けられる場面というのは、ある意味あいまいなマナーの範囲の話ということになります。
それが、「親切に対してお礼を言ったかどうか」なのです。
席を譲ってくれたり、ドアを開けていてくれたり、エレベーターの「開」ボタンを押していてくれたり。
そういう親切に対してお礼がないと、「子連れなんだからやってもらって当然」という印象を与えます。
「子連れなんだからやってもらって当然と思っている母親かどうか」が、唯一、視線を向けられているポイントなのです。
一番批難されるのは「やってもらって当然」な親
子どもを注意しない親より、子どもの代わりに謝らない親より…。
もっと批難されるのは、「やってもらって当然な親」ではないでしょうか。
子連れに配慮してくれた親切や好意に対して、お礼を言わない。
これは、想像以上の不快感を与えています。
立場が逆になると、感じ方は2.5倍は違います。
人は、トクをした喜びよりも、ソンをした怒りの方が、2.5倍大きいのです。
仮に、お礼を言ってもらった喜びが100だとすると、お礼がなかった時の怒りは、250に跳ね上がるのです。
でも、何か悪いことをされたわけではなく、あくまでマナーの範囲内の話。
だから、怒りのやり場がない。
せっかく親切をするなら、そういう目には、誰だって遭いたくないのです。
たしかに、親切をする側は、「自分がそうしたいからする」という側面もあります。
ボランティアだって、ひいては自分のためですから。
でも、してもらった方は、「してもらって当然」という態度だと、2.5倍の怒りを買うのです。
はっきりお礼を言う
子どもを連れて外出するのは、それだけで大変。
あっちにもこっちにも気を配ることは、正直、できません。
子どもが騒ぐのも、それを注意せずに謝りもしないのも、本当に迷惑です。
それでも、ハードルを極限まで下げて、たった1つだけ、気を配るなら。
「子連れなんだからやってもらって当然」が、一番批難されます。
親切にしてもらったら、しっかりした声でお礼を言う。
子連れのママに向けられている視線は、極論を言えば、たったこれだけなのです。