こんにちは、makinaです。
初めて手にした、クロコのバーキン。
なかなか、使う機会がやって来ませんでした。
1か月近く、クローゼットの一等地に飾ったままでした。
そして、「明日は初めて使おう!」と思った次の日は、雨…。
クロコのバーキンをあきらめ、別のレザーバッグにしたり…。
よほど気長に考えないと、使っていけないバッグだなぁ、と思い始めています。
雨の日は使えない
最初にクロコのバーキンを持って行こうと思ったのは、会員制ホテルに泊まりに行く時でした。
夫の父も一緒で、子どもを見てくれるので心強い。
でも、当日雨が降ってしまったのです。
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クロコのバーキンを購入した時、担当さんから言われた言葉を思い出しました。
「クロコは、雨に当たるとすぐに、うっすらと白いすじができますので…。
これは、こすっても取れません。
そこだけは、ご了承いただければと思います。」
雨に限らずですが、水分に触れると、そこに白い跡がつき、すじになるそうなのです。
その上、専用のレインカバーは、フランス本国で生産中止中。
仮にレインカバーがあったとしても、雨の日は湿気が多いですから、クロコの革にもよくありません。
あぁ、せっかくクロコのバーキンを持って行けるチャンスなのに…。
その日は、おあずけになってしまったのです。
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初めて使った日のコーディネート
この調子だと、クロコのバーキンを持って行けるチャンスがなくなってしまう…。
そう思ったので、少しハードルを下げ、別のハイブランドに買い物に行く時に、持って行くことにしました。
結局、その日が最初にクロコのバーキンを使った日になりました。
コーディネートは、バーキンと同じ色の柄トップス、白のパンツ、エナメルパンプスです。
クロコの迫力とバランスをとって、柄と光沢を取り入れ、他を白にしました。
クロコのバーキンは軽い
実際に持って歩くと、クロコのバーキンは比較的軽いです。
エルメスの店員さんもおっしゃっていましたが…。
牛革の場合は、皮を革にする段階で圧縮するので重くなり、クロコダイルはその圧縮作業がない(もともと皮が薄い)ので、その分軽いのです。
クロコのバーキン25は、550グラム。
牛革のケリー28が860グラム、バーキン30は980グラムですから…。
ロエベのハンモック(ミディアム)でも、750グラムありますし…。
ボッテガ・ヴェネタのトートバッグ「ザ・アルコ」の33も、かなり軽いのですが600グラムあります。
550グラムのバッグというと、ロエベのパズルバッグ(スモール)や、ナッパアイレと同じくらいです。
個人的な印象では、「あんな空気みたいなナッパアイレと、バーキンが同じ重さなんて!」という感じです。
クロコの軽さ、すごいです。
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ハンカチを常備
使い勝手で言うと、角をこすらないようにするのと、手を洗う時に濡らさないようにすることに、気をとられます。
クロコは、表面がとても繊細です。
目で見るだけで、薄い膜がかかっているのがわかります。
角をこすらないように気をつけるためには、「ときどき表面をまじまじと見る」というのが有効かもしれません。
手を洗う時は、手首にクロコのバーキンを持ったまま蛇口に近づけると、水滴が飛び散ります。
まず、手洗い場では、バッグ用のフックを探します。
意外と、フックがあるお手洗いは多いです。
フックがある場合は、そこに掛けておいて、手を洗います。
フックがない場合は、クロコのバーキンの中に大判のハンカチを入れておき、そのハンカチで水をガードして手を洗います。
(このハンカチはクロコのバーキンと同色で、ツイリー代わりに持ち手に添えたりもします。)
もしくは、蛇口の水を出さず、除菌シートやウェットシートで手を拭いて済ませることもあります。
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今までに感じたことのないオーラ
その後も、いざ使おうと思った日に雨が降ってしまい、使えなかったことがありました。
でも、先日は夫との食事の時に使えました。
なかなか、気軽に使うことはできませんが…。
普段は、クローゼットに正面を向けて飾ってあります。
これまでに感じたことのないオーラが、今もずっと放たれているような気がします。
絵画や芸術品のような価値を感じることもあります。
そして、クロコのバーキンは、軽さも魅力。
年を重ねても、ずっと愛用していけたらと思います。