こんにちは、makinaです。
初めて、エルメスで買い物をしてから、早4年。
ケリーとバーキンを購入できたら、ひと段落してきます。
最初は、想像できなかったですが、その後の展開って、どうなっていくのかな。
最近、少し見えてきました。
ケリーとバーキンを買った後は、店頭にあまり出ていないマイナーなバッグをおすすめされる段階に入ります。
同時に、そのシーズン限定のプレタ(洋服)を買うと感謝されるようになります。
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店頭に出ていないマイナーなバッグ
「とてもお似合いだと思いますので、よろしかったらいかがでしょうか?」
そう言って、持ってきてくれるのが、あまり見たことのないバッグ。
もちろん、有名なのでしょうか、ケリーやバーキンと比べると、マイナーです。
知る人ぞ知る、といった感じでしょうか。
「顧客の方に、お出ししております。
バーキンやケリーは、すでにお求め頂いておりますから。」
ここで言う「顧客」は、ケリーとバーキンを買った人という意味合いに聞こえます。
長財布が入らない、小さいバッグです。
手帳も、大きめのスマホも、入りません。
パーティ用、もしくは、究極のお出かけ用といった感じです。
素敵なんだけど…。
パーティに持って行くとして、写真を撮るのにスマホが入った方がいいよね…?
撮影禁止の、極秘のパーティには、たぶん行かないし…。
値段は、100万円弱。
ケリーとバーキンを買った次の展開って、こうなんだ…。
次の来店時にも、また同じものをおすすめされ…。
さらにその次の来店時には、別の、似たようなバッグをおすすめされました。
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シーズン限定のプレタ
同時に、洋服も、テイストが変わっていきます。
ベーシックなものよりも、そのシーズンの限定色や、新作のシリーズのプレタをおすすめされるようになります。
「挑戦してみるのも、気分が変わってよろしいかと思います。」と。
確かに。
そのプレタは気に入ったので、購入しました。
すると…。
担当さんは、別の店員さんに、「こちらの商品をお求めいただいたんですよ。」と、話しかけています。
後日送られてくる手紙にも、「限定のプレタをお求めいただき、重ねてお礼申し上げます。」と書かれています。
1着でも、こんなに感謝されるのかぁ。
ふつうのプレタか、シーズン限定かで、こんなに違うとは…。
プレタの新作や限定色をどんどんおすすめしていくのが、お店の方針なのかもしれません。
ケリーやバーキンの話は、こちらから言わなければ、出されることはありません。
それより、顧客向けバッグ、限定プレタ、という感じです。
この先の知らない世界
おそらく、もっと次の展開が、あるのでしょう。
そして、想像ですが、おすすめされるバッグやプレタを買うと、次の展開も早まるような気がします。
バッグは、素敵だけど、もしかしたら使う日が来ないかもしれない…。
そうやって買わずにいる間に、この先の知らない世界を堪能する人が、きっと増えているに違いありません。