こんにちは、makinaです。
あの人は、私より若いし、美人だし…。
キャリアもあるし、旦那さんも子どもさんもすごいし…。
やりたいことをやって、輝いている。
そう思うと、すごく、うらやましくなってしまう。
そんな、嫉妬心や劣等感が、自然と消えていく、シンプルな考え方があります。
それは、「あの人は、自分より格上だ」と思うこと。
つまり、その人を、尊敬してしまうのです。
それがスムーズにできるようになるコツが、1つだけあります。
それが、「その人のぱっと見ではわからない背景を、仮に設定する」というものです。
自分より格上だとあっさり認める
うらやましい部分を見つけたら、つい、「もしかして自分は負けてるんじゃないか…?」と、不安が頭をよぎります。
それを認めたくない時に、嫉妬になります。
反対に、「認めたくないけど認めざるを得ない」時には、劣等感になります。
そのどちらでもない考え方が、「あっさり認める」というものです。
あの人は自分よりも上だなぁ。
すごいなぁ。
そして、尊敬する。
そうすれば、「認めている」ので、嫉妬にはなりません。
「認めたくないけど認めざるを得ない」でもないので、劣等感も持たなくて済みます。
ぱっと見ではわからない背景を仮に設定する
「あの人は自分より上だと、あっさり認める」。
そんなことは、とてもじゃないけどできない。
そう思われるかもしれません。
そこで、「あっさり認める」というのをやりやすくするコツが、1つだけあります。
それは、「ぱっと見ではわからない背景を仮に設定する」というものです。
その人の背景には、いろいろあるのです。
見た目ではわからないけれど、実績があるのかもしれない。
美人だったら、元は芸能関係だったのかもしれない。
旦那さんや子どもさんがすごいなら、代々その才能を受け継ぐ家系なのかもしれない。
そうやって、仮に設定するのです。
実際はそうではないかもしれませんが、逆に言うと、本当にそうかもしれないわけです。
ぱっと見ではわからない部分を、誰もが抱えています。
そのわからない部分というのは、果てしなく大きい。
そこに目を向けないと、「私と大して変わらないのに」と、張り合ってしまうのです。
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その人がすごければすごいほど、認めたくなくて嫉妬したり、認めざるを得なくて劣等感に苛まれたりする。
もしかしたら、今気づいている部分よりも、その人はもっともっともっとすごいのかもしれません。
張り合えるようなレベルでないことを知らずに、張り合っているのだとしたら…。
労力が、まるっきりムダです。
「尊敬に値しない」ことを証明するのは不可能
だから、嫉妬しそうになったら、尊敬してしまうのです。
「すごいなぁ」と。
「いや、絶対、あの人は尊敬するほどの人ではないはずだ」。
そう思っても、その人の背景のわからない部分というのは、こちらが思うよりも100倍広いのです。
尊敬に値する確率の方が高い。
そして、「尊敬に値しない」ことを証明することは、とりあえず今の段階では不可能です。
(「明らかに尊敬に値しない人」というのがもしいたとしても、そういう人に対してはそもそも嫉妬心や劣等感を抱きません。)
自分を下げることもない
私自身は、エルメスのイベントで、自分よりも高価な物を身に着けている人がいると、劣等感を抱きがちになります。
そんな時には、この考え方が使えます。
その人の背景を、仮に設定する。
一見、自分とそれほど違わないように見えても…。
きっと、違うのです。
あの人、すごいなぁ。
これなら、「どうせ私は…」という要素がないので、自分を下げることにもならないのです。
嫉妬や劣等感が自然に消える
どんな有名人でも、立派な肩書がある人でも。
上を見るとキリがないので、嫉妬心に苦しんでいることもあるのです。
もし、誰かに嫉妬したり、劣等感を抱いたりしそうになったら。
その人の背景のわからない部分は、果てしなく広いことを思い出してみてください。
そうすれば、自然と、嫉妬心や劣等感が消えて、「あの人はすごいなぁ」と思えてくる。
あっさり認めて、決して自分を下げることなく、尊敬することもできるようになるから不思議です。