こんにちは、makinaです。
目指すのは、品のある女性。
でも、自分が上品かどうかって、どうやって判断したらいいのでしょうか?
なかなか、自分では分からないもの。
それを知る方法は、1つしかありません。
それは、誰かから、「上品ですね」と言われたことがあるかどうか、思い返すことです。
これまでを思い返してみて、「上品ですね」と言われたことがあるかどうか。
これが、唯一、自分が上品かどうかを知る方法です。
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「上品ですね」とは言われにくい
一般的に、上品と言われる振る舞いというのはあります。
脚を組まないとか、年齢を聞かないとか。
ファッションも、奇抜でない装いの方が、上品な印象を与えます。
ただ、「品がある」とか、「上品」というのは、「下品なところがない」という、消極方向の話なので、瞬時にはわかりにくいのです。
だから、他人からも「上品ですね」とは言われにくい。
それなのに、誰かから「上品ですね」と言われたら、本当に品があるということです。
誰かが言ってくれるまで修業は続く
これと似たエピソードに、思想家の師匠と弟子の話があります。
師匠が言います。
「東洋的視点の1つに、『根源』がある。
それを身につけてくること。」
「身につけるには、どうしたらいいのですか?」
「簡単なことだ。
何をするにしても、根源、根源と考える。
一事が万事、根源を探ることを続ける。」
「いつまで続ければいいのですか?」
「誰か他の人が、『あなたはずいぶん根本的に物事を考えるんですね』と言うまでだ。
他人からそういう人だと思われないと意味がないから。」(「ぶれない軸をつくる東洋思想の力」光文社新書p101)
その後、弟子は、半年かかって、ある人から「あなたはずいぶん根本から考えているのですね」と言われたそうです。
上品かどうかも、品が「身についているかどうか」ということですから…。
同じように考えられそうです。
他人から「上品ですね」と言われるまで、修業は続くということになります。
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自分が上品かどうかは「上品ですね」と言われたかどうかで分かる
知識として知っているのと、身についているのとは違います。
身についているかどうかは、「他人からそう思われているかどうか」で分かる。
でも、他人が思っていることは分からないので、「言われたかどうか」が、分かりやすい判断基準になるということです。
「努力はしているけど、自分が上品かどうかって、どうやって分かるの?」
その方法は、今までに誰かから「上品ですね」と言われたかどうか思い返すことしかありません。
私自身はと言えば…。
誰かから「上品ですね」と言われたことがあったら、覚えているはず…。
言われたことがないということです。
バッグの中がぐちゃぐちゃだったり、「ひじをつかない!」と子どもに注意されたり…。
「上品ですね」と言われるまで、長い道のりになりそうです。