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こんにちは、makinaです。
エルメスの2つ折り財布、ベアンコンパクト。
大人気のベアンスフレの気品そのままに、小さめサイズになっています。
使い勝手としては、必要最小限ですが普段使いが十分可能。
カード入れが8つあるものの、全部に入れるときつくて出し入れできないので、6枚が現実的。
6枚入れば、最低限としてはクリアです。
独立したお札入れが、ゆったりしています。
小銭入れだけ、慣れが必要。
これは、長財布であるベアンスフレと同じです。
ただし、構造上、長財布のベアンスフレよりも、お金を出し入れする手の動作がしやすいと言えます。
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ベアンコンパクトのサイズ感
ベアンコンパクトの大きさは、9.5センチ×12センチ。
厚さは、空の状態で2.5センチです。
お金とカードを入れると、厚さ3.4センチになりました。
それでも、2つ折り財布の中では薄いほうです。
他ブランドのものでも、折り財布というのは、厚さ4センチでも薄いほう。
ベアンコンパクトがお金を入れても薄いのは、ファスナーも細く、構造もシンプルだからでしょう。
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重さは、公式サイトにも記載がありません。
量ってみると、97グラムでした。
グッチの「ズゥミ」は、113グラム。
フェラガモの「コンパクトウォレット」が、112グラム。
ボッテガ・ヴェネタの3つ折り財布が、90グラムなので…。
97グラムのベアンコンパクトは、ハイブランド最軽量のボッテガ・ヴェネタの次に軽い。
ということになります。
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独立したお札入れがある
エルメスの公式サイトの、ベアンコンパクトの写真。
これだけでは、お札入れがどうなっているのか、確認できません。
現物は、こうなっています。
上から見ると、きちんと、お札を伸ばしたまま入れられるお札入れがあります。(その後結局折りたたみますが。)
このお札入れが、深さも、幅も、ゆったりしているのです。
もちろん、枚数も入ります。
お札を20枚以上入れても、びくともしません。
おそらく、30枚近く入れても、ベルト開閉も問題ないはずです。
スナップボタン式の折りたたみ財布だと、お札をたくさん入れるとボタンが留まらなくなりますが…。
ベアンコンパクトはスナップボタンではなくベルト開閉なので、「閉まらない」ということはないのです。
折りたたみ財布で、お札がこんなに入るなんて。
完全キャッシュレスではなく、ある程度現金派の人も、ゆったりとお札を入れて使えます。
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カードは6枚が現実的
カード入れは8つありますが、6枚が現実的です。
向かって右の4連ポケットは、幅が狭くてきついので、カードが4枚入らないのです。
(紙やメモなら入りますが。)
カードを無理に入れても、出し入れがままならない…。
そこはカード2枚にしておいて、残りの4か所に1枚ずつ。
6枚入れば、普段使いとして最低限機能します。
「あくまで緊急用」という小さすぎる財布のレベルは、優に超えている印象です。
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小銭入れに慣れが必要
小銭入れの扱いに慣れが必要なのは、長財布のベアンスフレと同じです。
ファスナーの上半分にマチがあるだけなので、小銭を見渡すのが難しい。
とはいえ、ベアンスフレよりも、ベアンコンパクトの方が、構造上、小銭の出し入れはしやすいです。
というのも、ベアンスフレはお札入れが完全に右半分にあるので、「お札を出して、小銭を出す」という手の動きが別々になるのですが…。
ベアンコンパクトは、お札入れが上にあるので、財布を持つ手をキープしたまま、お札も小銭も出せるのです。
しかも、小銭入れが縦に長過ぎないので、その分小銭はギュッと集まってくれているわけです。
だから、長財布のベアンスフレよりも、小銭に関しては、出し入れしやすいということになります。
他の、がま口や、ラウンドファスナーの財布ほど見やすくはないですが、慣れればベアンスフレより使いやすいです。
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ベアンコンパクトは見た目のきれいさも長持ちする
しかも、正面の見た目のきれいさも、ベアンスフレよりもベアンコンパクトのほうが長持ちしそうです。
どうしてかというと、構造上、ベアンスフレは、正面のすぐ裏が小銭入れなので、小銭の跡が正面に響くのです。
一方、ベアンコンパクトのほうは、正面のすぐ裏はお札入れです。
(小銭入れはその奥。)
だから、小銭の跡が正面に響かず、わりとピンときれいな形が保たれるのです。
「ベアンコンパクトは、小銭があまり入らないのでは?」という懸念もあると思います。
正確に言うと、「小銭をたくさん入れても、お札入れが守ってくれるので正面には響かない。ベルト開閉なので、閉まらないということもない。」
ということになります。
刻印はカードポケットの中
刻印は、個々の職人さんの判断に任されています。
刻印があるかないか、どこにあるかは、エルメスの店員さんもノータッチです。
ベアンコンパクトの刻印は、小銭入れ裏のカードポケットの中(中央部)にありました。
もちろん、必ずしもそこにあるわけではありません。
なお、ベアンスフレは2つ続けて刻印なし、ケリーロングは左右のベルトの裏に刻印がありました。
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バッグと財布は揃えなくていい
財布を選ぶ過程で、気になるのが、「バッグと揃えたほうがいいのかな?」ということ。
エルメスの店員さんによると、バッグと財布を揃える人は、「ほとんどいない」そうです。
ケリーバッグだから、ケリーウォレットを使うという人は、まずいない。
バッグがバーキンだからといって、エルメスの財布じゃなきゃいけないという意識は、確実に薄れています。
「お財布は別のブランドの物を使っていらっしゃる方も、大勢います。
皆さんバッグとは別に、お財布は好みで選ぶといった感じです。」
エルメスのバッグだから、ベアンじゃなきゃ恥ずかしいという考え方は、少なくともトレンドではありません。
あくまでエルメスの世界観だったり、格式や受け継がれた伝統を重んじる考えで、ベアンを候補に入れる。
そのうえで、ライフスタイルに無理なくフィットする場合に、ベアンコンパクトにする意味が出てくるのではないでしょうか。
別ブランドの財布を持つ人も、店員さんがおっしゃるくらいですから、大勢いるのです。
人気が高まりそう
「お札を折るのは、気が引ける…。」
そういう人もいます。
「折りたたみ財布は、お札の居心地が悪いんじゃないか…?」という考え方も。
でも、お札入れがこれだけゆったりしていれば、お札の居心地も心配いらないのではないでしょうか。
完全キャッシュレスは無理だから、ある程度は現金も使いたいという人でも、普段使いできそうです。
カードは厳選して6枚に。
小銭は溜めず、こまめに出す。
しっかり普段使いできるコンパクト財布は、需要がうなぎのぼりです。
これから、ベアンコンパクトの人気が高まりそうです。
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