こんにちは、makinaです。
慣れない子育てのプレッシャーを1人で抱え込み、何とか頑張っていた私。
やっと慣れてきた頃には、ドッと疲れが出てしまいました。
夫が休みの日に子どもを病院に連れて行くのをお願いすると、
「僕今日休みなんだけど」
その後も夫は不機嫌になりながら私に「何がそんなに大変なの?」とよく言っていました。
ですが産後に無理をすると体にガタが来ますし、いつ何があるかわかりません。
子どもにしわ寄せがいくと全てが困難になるので、何を言われてもイライラされても夫にどんどん家事や育児をお願いしていくようにしました。
最初は「え、何で?」「そのくらい自分でできるでしょ」と毎回言ってきた夫でしたが、このままいくとどうなるかを何度も説明していくことである瞬間「これはヤバい」と感じたようです。
今では病院はもちろん園や学校からの連絡にも対応し、スーパーでの買い物も大量の洗濯もトイレ掃除もしたうえで「3人産んでくれてありがとう」と毎日言うまでになりました。
以前は1つ頼むだけで不機嫌になっていましたが、今は全くのフラットです。
「このままいくとどうなるか」というのは、どの分野でもそうだと思いますが知識が一定量を超えると先のことを事実として言えるようになるんですね。
私も自分自身のことや子どもや社会のことなどが一定程度分かってきたところで夫にどんどん育児家事を頼んでいくことができるようになりました。
1回ではなかなか腑に落ちないのが普通だと思いますが、そこで何度も「このままいくとどうなるか」を説明しようと思ったのはやはり近い将来私たち家族に起こり得ることが分かったからなんですね。
失うものは大きいですから、まるでお百度参りのように何度も伝え始めるとわりと早いうちに「今までごめん」と態度を切り替えてくれたのだと思います。
何回言っても聞く耳を持たない人が話を聞く瞬間というのは不思議なものでこちらの波動とベクトルなんですね。
例えば100m走ならゴールで立ち止まることは絶対になくゴールの先までまっすぐ駆け抜けるからゴールの瞬間に良い記録が出るのと同じなんです。
子どもをもうけることは2人の経験ですから、「ありがとう」と夫が言ってくれなければ他に言ってくれる人はまずいません。
私も中年で体に限らずしんどかったですから、俺様だった夫がガラッとスタンスを切り替えてくれた時には心底ほっとしました。
この激動の時代を乗り越えていくための武器はやはり人間の持つ自主性・主体性ではないかと思います。
子どもを育てていると「私の子どもだし心配だな」「うまくやれるかな」とつい不安になってしまうこともありますが、「私の子どもだからきっと大丈夫」と思えるような人生を私が歩んでいけばそんな不安は消えていくと思います。
これからも長い道のりは続きますが、自分が成長を目指すことで家族とも良い関係を築けたらと思います。
対等実現!夫が変わるシンプルな言葉かけ / ストレスフリーな夫婦関係の創り方【有料記事】
夫にどう言えば育児も家事も自治会もPTAもやるようになるの?