こんにちは、makinaです。
上品な、大人の女性。
憧れます。
でも、「品がある」って、どういうこと?
って言われると、難しい…。
どうしても、何かを「備えている」とか、「持っている」とか、「ある」方に考えてしまいがち。
でも、本当は、いろんなことが、「ない」方が、品が出るのではないでしょうか。
広告
服に汚れが「ない」。
音をたて「ない」。
遅刻をし「ない」。
考えさせ「ない」。
弁明が必要なことをし「ない」。
品があるって、何もないことだったんです。
品がある人は意識されない
上品な女性を目指すとき、何かを身につけようとしてしまいます。
私に足りないものは何か?と。
そして、あれもこれも身につけたのに、品がある自分になれていない…。
そうなってしまう理由は、上品さは、「ある」ものではないからです。
広告
もちろん、「品が無い」時には、目立ちます。
下品な時には、注目されるけど、上品な時には、注目されない。
「品がある」とは、「何もない」状態のことです。
例えば、服に汚れがあったら、目立ちますが、何もなかったら、目立ちません。
遅刻をしたら、目立ちますが、遅刻をしなかったら、目立ちません。
清潔感とか、ルールを守るとか、そういう言い方にもなりますが、大きく言うと、品があるというのはこういう状態のことです。
音をたてないというのも、そう。
ドアの開け閉めや、ヒールの音。
何も聞こえない時は、何もないのに、うるさいと、下品と思われます。
だから、品のいい人は、意識されないのです。
広告
上品な人は「考えさせない」
意外なところにも、品があるかないかの境界があります。
それは、人に余計なことを考えさせるかどうか。
「それって、どういう意味?」
とか、
「この人、どうしてこんなことするんだろう」
とか。
相手に考えさせるということは、少なくともその相手が想定している範囲を超えているということ。
超えていなければ、意識されないのに、超えているから、考えさせてしまうんです。
その範囲の中に留まることが、品のある振る舞いということになります。
しゃべり過ぎないことが、上品だと言われるのも、そのせいです。
広告
また、相手が「どうして?」とか、聞いてきた時に、弁明しなきゃいけないのも、同じこと。
相手によっても変わるし、場所や状況によっても変わります。
そのTPOで、弁明しなきゃいけないことは、品の範囲を逸脱しています。
説明というか、言い訳というか。
そういうものが、何もない状態。
品がある振る舞いというのは、何もないことなんです。
印象に残らない人
つい、何かを「足す」ことを考えてしまう時。
ちょっと、思い出してみてください。
何もなくていいんだ、って。
むしろ、それが上品なんだ、って。
周りで、印象に残らない、意識しない人がいたら、その人は、品がある人かもしれません。