こんにちは、makinaです。
「ケリーバッグは、エルメスの顧客に優先的に案内される」。
そんな言葉を、見聞きしたことはないでしょうか?
何とも、抽象的な話です。
「顧客」とは、誰なのか?
「優先」って、どういう状況?
事実だけ、言えるとしたら…。
ケリーバッグをまだ購入できていない時。
プレタ、アクセサリー、ケリー以外のバッグ、財布、と、購入していきました。
最後に、靴を購入したところ、店員さんに、「じゃあ、後はケリーだけですね」と言われました。
これが、1回目の時のこと。
2回目の時には、ケリーは、買い物中に入荷したものを見せてくれました。
この2つの事実から推測すると、「顧客」というのは、少なくとも靴を買っている必要があるのではないか。
それから、「優先」というのは、少なくとも、「先に買い物中の人に見せる」という意味を含むのではないか。
そんな気がしてきます。
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靴を買った時に「じゃあ、後はケリーだけですね」と言われた
まだ、ケリーを購入できていないある日。
エルメスで、靴を買いました。
担当さんがお会計をしてくれている間、別の店員さんが話しかけてくれました。
「いつもありがとうございます。
今日は、何にされたんですか?」
「この靴です。」
「そうですかー。靴ですかー。
じゃあ、後は、ケリーだけですね。」
…ん?
「じゃあ」が、気になります。
靴を買って、「じゃあ、ケリー」…?
エルメスのお店の方針も、推測してみると…。
ある程度買い物をして、靴を買ったら、次はケリー、という流れがあるのかもしれません。
もちろん、この発言に深い意味はないという可能性もあります。
ですが、現に、初めてのケリーを購入できたのは、この発言が出た後でした。
「ケリーバッグはどのように買うのか」を考えると、細かい事実は見逃せません。
ちなみに、この発言をした店員さんは、その後ケリーを買った時には、「お支払いも、スムーズでしたね」と言った店員さんと同じ人です。
店側の事情や感想を、そのまま口に出すタイプの人かもしれません。
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買い物で滞在中にケリーを案内された
2つめの事実は、これです。
エルメスのお店に買い物で滞在していた最中に、入荷直後のケリーを案内されたこと。
1時間以上、お店に滞在していた日のことです。
最後に入荷を確認してもらったところ、「先ほど入荷しました」と、ケリーを見せてくれました。
買い物の途中で確認してもらった時には、そのケリーはなかったようでした。
プレタを試着し、迷い、決心して、お会計を済ませた後に、もう一度確認してもらったのが良かったようです。
買い物をしながら、エルメスのお店に滞在する方が、ケリーを案内されやすいのかもしれません。
バーキンも、同じかもしれませんが…。
確かに、後からケリーの入荷を聞きに来た人にとっては、先に買い物をしていたお客が先にケリーを見せてもらっている可能性が高いので、「優先的に」という言葉に当てはまるかもしれません。
事実から推測すると
お店側が、「『顧客』とは、靴を買った人です」と言っているわけではありません。
「入荷時にお店にいる人に先に案内します」とも言っていません。
ただ、「ケリーバッグは、顧客に優先的に案内される」という情報が出回っていることは事実です。
店員さんの発言と、その後のケリー購入という事実だけをとらえると、「顧客」は、少なくとも、靴を買った人という可能性があります。
それから、買い物をしながら、エルメスのお店に滞在する方が、先にケリーを見せてもらえるのかもしれません。
そのことが、「優先」という言葉で広まっているという可能性はあります。
靴を中心に、ケリー以外のアイテムを買い物しながら、お店に長めに滞在すると、チャンスは増えそうです。