こんにちは、makinaです。
今年の5月1日に発売された、シスレーの日焼け止め。
どこを探しても、口コミが見当たりません。
実際に購入して、使ってみました。
水にも、油分にも強い。
肌が輝く。
ただ…。
塗ると、肌がつっぱる。
ファンデーションの上から塗り直すと、ぽろぽろとファンデーションが取れる。
一長一短があります。
広告
サンレイヤG.E.SPF50+(PA++++)
このシスレーの日焼け止めは、白い硬めのクリーム。
プッシュポンプで出すと、丸くとろけるのではなく、線が折り重なるように出てきます。
香りは、強め。
化学的な匂いではなく、植物系の香りです。
テクスチャーが、不思議です。
顔に塗ると、無数の細かい糸を引くようなテクスチャーなのです。
最初は、あまりなじまず、白いまま。
でも、何度も置くように手で押さえ続けると、薄い透明な膜のような状態になります。
添付されている説明書には、「シルキー」の文字。
この瞬間が、確かに「シルキー」です。
ただ、この時、多少つっぱる感覚があります。
でも、肌が輝くのです。
ラメ感ではなく、中の成分がそうさせている印象です。
うるおって整うから、発光するのでしょうか。
この、「糸を引くテクスチャーが薄い膜になり、つっぱるけど輝く」という体験。
こんな日焼け止めは、初めてです。
広告
化粧ノリを邪魔しない
上から、いつも通り、下地を塗って、ファンデーションを塗ります。
化粧ノリも、いつも通りです。
最初に糸を引いたテクスチャーですから、化粧ノリが心配でした。
やはり、薄い膜になってくれるからでしょうか。
化粧ノリを、邪魔しません。
ファンデーションの上から塗り直すとぽろぽろとファンデーションが取れる
説明書には、「2時間ごとに、必ず塗り直してください」の文字。
ほとんど情報量がない公式サイトにも、同じ記載があります。
そこで、ファンデーションの上から、この日焼け止めを塗り直してみました。
すると…。
ファンデーションが、ぽろぽろと固体になって取れてきました。
白いクリームですし、それが薄い膜になるまで手で押さえると、そうなっても仕方ない…。
でも、きれいな輝きがあるので、これはこれで良いような気もしてきます。
やっぱり、ノーファンデみたいで気になるという場合は、さらにファンデーションを重ねなければいけません。
シスレーに限らず、日焼け止めって、塗り直す時のファンデの問題が、難しいですよね。
「顔を触るのは1回だけ!」と、ストイックに徹底すれば、崩れも最小限に抑えられます。
または、塗り直し用の日焼け止めは別のアイテム(スプレーやパウダー)にする、という手もあります。
水にも油分にも強い
ところで、「汗や水にも強い、ウォーターレジスタント処方」という記載に納得するのが、手に塗った時です。
手の甲に、この日焼け止めを塗り、水をつけてみると…。
薄い膜だったところが、水に濡れると、白く戻ります。
でも、水滴を拭くと、薄い膜の輝きがそのままなのです。
大量の水で手を洗ってみても、手を拭くと、膜の感じが残っています。
さすがに、何度も手を洗うと、膜がとれたようになりました。
「2時間ごとに塗り直してください」というのは、2時間の間に膜がとれるということかもしれません。
これは、確かに、「ウォーターレジスタント処方」っていう感じ!
水はいいけど、油分はどうかな?
オイルをつけてみると…。
輝きが、多少取れたかも。
でも、日焼け止めを塗る前とは、明らかに違う。
しっとりきれいな感じです。
膜が残っているからだと思います。
けっこう、強い膜なのかもしれません。
だから、塗った時につっぱるということでしょうか。
落とし方の記載はない
添付されている説明書にも、この日焼け止めの落とし方の記載はありません。
水にも油分にも強いということは…。
さて、どうやって落とせばいいのか…?
結論から言うと、オイルクレンジングで落ちました。
油分に強いのに、どうしてオイルクレンジングで落ちるのかが、わかりません。
いつもよりしっかりめに落としたのは確かです。
だからでしょうか。
落とした後に、つっぱりました。
この日焼け止めは、塗っている間もつっぱり、落としてもつっぱる、といった印象です。
焼けないかどうかはわからない
肝心の、効果ですが…。
焼けないかどうかは…。
ごめんなさい。わかりません。
仕組みとしては、「緻密に組み合わされた紫外線フィルター」との記載があります。
やはり、この薄い膜こそが、最新テクノロジーのようです。
個人的には、どの日焼け止めを使う時でも、効果は、SPFやPAの表記を信用しています。
このシスレーの日焼け止めは、SPF50+、PA++++ですから、そこは満足できます。
輝きが気に入った
結局、肌がつっぱるという点と、塗り直すとファンデーションがぽろぽろ取れるという点が問題。
つっぱる感覚も、時間が経つと忘れるのですが…。
塗り直すと、またやって来る…。
ファンデーションがぽろぽろ取れるという点は、顔を触るのを1回だけにして、あとは日焼け止め成分の輝きでカバーする。
といったところでしょうか。
化粧ノリもいつも通りで、水にも油分にもかなり強い。
そして、肌が輝く。
この点が、気に入りました。