「テレビの中にはどうやったら入れるの?」

こんにちは、makinaです。

5歳の、わが子。

普段は、パパとママを使い分けたり、いっちょ前の口を利いたりするのですが…。

先日、こんなことを言い出しました。

「お母さん、あのね、テレビの中にはどうやったら入れるの?」

そこからどんどん、メルヘンな展開に…。

おとぎの国に行けば、入れるの?

「テレビの中に入るの?

うーん、お母さん、テレビの中に入ったことないからなぁ。」

「おじいちゃんもない?」

「うん。おじいちゃんも入ったことないよ。」

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「じゃあ、おとぎの国に行けば、入れるの?」

!!

おとぎの国!

「そうだねぇ。

おとぎの国に行けたら、テレビに入れるかもねぇ。

夢の中で入るんじゃだめなの?」

「夢の中はダメ!」

しまじろうと遊びたいから

「そっかー。

どうして、テレビの中に入りたいの?

(芸能人になりたいの?)」

「あのね、しまじろうたちと遊びたいからだよ。

みみりんと、にゃっきぃと、とりっぴぃと、ガオガオさんと、メイおばあさんと、リチャードさん!」

「そっかー。

しまじろうたちと遊びたいからなんだね。

ちゃれんじ園も楽しそうだもんね!」

「うん、そうなんだよ…。」

最後はさみしそうにそう言いました。

やっぱり子ども

夫も、わが子のこの発言にはびっくり。

どうやったらテレビの中に入れるか。

おとぎの国に行けば入れるのか。

しまじろうたちと遊びたい…。

「やっぱり子どもなんだなぁ。」

と、感慨深げです。

悪役がいない平和な世界

たしかに、しまじろうの世界には、悪役がいません。

いろいろあるけど、平和なのです。

ヒーローものやアンパンマンには興味がないわが子も、悪役のいないしまじろうの世界にはどっぷりなのです。

大人顔負けの発言を繰り出したり、知恵を絞ってなんとか自分の要求を通そうとしたりするわが子も、やっぱり5歳児。

いつかおとぎの国に行ってテレビの中に入り、しまじろうたちと遊ぶ日を夢見ているのです。