尊敬するってどういうこと?

音声版はこちら→https://note.com/makina81/n/n95df1153f9c7

 

こんにちは、makinaです。

あなたには、尊敬する人はいますか?

尊敬って、どういうことなのでしょうか。

感情としてはわかりにくい「尊敬」ですが…。

行動として考えると、わかりやすくなってきます。

それは、「その人を追い越す」ということです。

その人のようになりたいと目指すだけではない。

どこかの部分で、その人を追い越す。

そのプロセスはすべて、「尊敬すること」そのものなのです。

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尊敬されていないと自分勝手になる

どうして、「最近の高齢者は自分勝手」と言われるのか。

それは、私たちが彼らを尊敬してこなかったからです。

誰かから尊敬されれば、人は、「自分だけの自分」ではなくなります。

勝手な行動は、できなくなる。

「偉い人だって、尊敬されているのに自分勝手じゃないか。」と思われるかもしれません。

それは、悲しいところかもしれません。

偉い人が、尊敬されていないのです。

だから、自分勝手なのです。

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尊敬するとは、目指しつつ追い越すこと

どうして、高齢者や偉い人が尊敬されないのか。

それは、「尊敬」というものがわかりにくくなったからです。

感情ベースだと、よけいにわかりにくい。

「尊敬するって、どういうことだろう?」と思った時、感情よりも、行動で考えたほうがわかりやすいのです。

「あの人みたいになりたい」と目指し、ある面でその人を追い越す。

そのための行動すべてが、「尊敬すること」そのものなのです。

「あの人すごいなぁ」だけでは、尊敬にはなりません。

もっと自分に関連付けて考える。

行動が変わる。

自分も頑張れる。

その結果、ある面でその人を追い抜いている。

それが尊敬です。

尊敬される実感

今度は、尊敬される側から考えてみます。

「すごいですね。

私もあなたのようになれるように頑張ります。」

こう言われただけでは、自分が本当に尊敬されているのか、まだわかりません。

感情だけだからです。

これが、その人がある面で自分を追い抜いた姿を見た時には、どうでしょうか。

「あなたのようになれるように頑張ります。」と言ってくれた人が、こんなに立派になった。

その時に初めて、「あぁ、自分は尊敬されていたのだ。」と思えるはずです。

目指しつつ、追い越す。

この「尊敬」を体感した人は、「尊敬される」という実感もあるはずです。

「尊敬される」経験があれば、自分勝手なことはできなくなるのです。

追い抜くことでもっと良い世の中に

尊敬する人がいるなら、その人を追い抜かなければなりません。

どこかの部分だけでもいいのです。

その人の、全ての面を尊敬しているわけではきっとないでしょう。

尊敬される人にだって、いろいろな面があるのです。

だから、どこかの面だけでもいい。

追い抜けば、「あぁ、自分は尊敬されていたのだ。」と実感できる人が増えます。

尊敬されれば、自分勝手な行動も減り、もっと尊敬される人になるのです。

追い抜くことで、きっと世の中が良くなるはずなのです。