現実味を帯びてきた「トルソー買い」

こんにちは、makinaです。

「トルソー買い」という言葉をご存じでしょうか。

アパレルショップで、あらかじめコーディネートされている服を一式買うことをいいます。

景気が良かったバブル期をイメージさせる、この言葉。

ところが、今、全く違う理由で、再注目されています。

「自分が100%満足できる装いで過ごしたい」というニーズを、満たしてくれるのです。

広告



着回しでは100%満足できない

単品の服を着回しすると、イマイチのコーディネートがたくさんできてしまいます。

自分が100%満足できる装いではないのです。

価値観が揺らぎ、自分で自分を大切にすることが決定的に重要な時代に突入した今。

完成されたコーディネートで、自分の感性にピンときたものを、「トルソー買い」することが、視野に入ってきます。

手持ちの服と合わせて「微妙に合わない服」よりも、細かい組み合わせが洗練されている「トルソー」のコーディネートを買ったほうが、満足度が100%に近づくのです。

ディスプレイには「目立つ」コーディネートも多い

もちろん、トルソーのコーディネートなら何でもいいわけではありません。

中には、目立ちすぎるものもあります。

だから、お店のディスプレイの中から、自分が心地よいと感じるものを選び抜くことが大事です。

探せば、ちょうどいいものがあるはずです。

お店側も、あまり目立つコーディネートばかりにして「このお店、ちょっとダサい」と思われるようなことは避けるはずですから。

広告



「100%の装い」がもたらす満足感が痛切に求められる時代

重ね着の仕方や、色合わせ、丈感など。

あらかじめ整えられている「トルソー買い」なら、自分が100%満足できる装いになる可能性が高まります。

着回しを前提に単品で服を買っていると、100%満足はできない格好ばかりがたくさんできてしまう。

「自分が100%したい格好じゃないものがたくさんある」なんていう、逆に贅沢すぎる状態に…。

バブルじゃなくても、トルソー買いが視野に入ってくる時代。

それは、「100%の装い」がもたらす満足感が、痛切に求められる時代なのです。

広告