こんにちは、makinaです。
行きつけの、インポートショップの、店長さん。
ミラノと、パリと、東京と、大阪に、ローテーションで出張しています。
特に、大阪と東京の違いには、一家言あるようです。
ふと、こう漏らしていました。
「ザ ロウは、関西では、全然売れないんだよー。」
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東京で大人気のハイブランド、「ザ ロウ」が、関西では苦戦しているようなのです。
仕入れても、売れ残るから、少ししか入れていないそう。
代わりに、関西で絶好調なのが、マルニなんだそうです。
東京では人気なのに
エフォートレスラグジュアリーの代名詞、ザ ロウ。
プレシャス、ミセス、エクラなどの雑誌の、巻頭特集のトップページを飾ることも多いブランドです。
1枚でもオーラが出るような素材とデザインが特徴。
色は、黒とベージュを基調としています。
ワンピースやジャケットの揺れ感は、優雅な雰囲気を醸し出します。
その、ザ ロウが、今、大阪で売れていない…。
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「無地だし、地味でしょう?」
店長さん、率直です。
東京では、相変わらず人気とのこと。
揺れ感のあるシルエットが一巡しても、売れ続けているそうなんです。
逆に関西で大人気なのはマルニ
「えー?そうなんですか!
じゃあ、関西では、どのブランドが売れてるんですか?」
「マルニだね。すっごい売れるんだよ。」
マルニは、色柄もの、それも、大きな柄が特徴のブランドです。
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大胆な柄物が、関西では大人気の様子。
でも、ただ色柄ものだからという理由では、そんなに人気にならないはずです。
他のショップで買うよりも、「どうせならマルニにしよう」という、周辺のニーズも取り込んで、集中しているのではないでしょうか。
個性の1つに
色柄ものは、今後、関西に限らず、広まっていく予感がします。
ザ ロウは、最新のコレクションを見ても、全然、色柄ものにシフトする気配がありません。
無地で、シンプルな、ラグジュアリー。
1つの、個性的な存在になっていくのかもしれません。