こんにちは、makinaです。
「親が子どもにかける言葉で一番多いのは、『早くしなさい』なんです。」
「『早くしなさい』は、禁句です。」
そうか。
「早くしなさい」は、言っちゃいけないんだ。
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さっそく、封印したところ…。
ダラダラぐずぐず…。
遅い…。
いくら何でも、限界が。
どうにか、子どもにテキパキ行動させる方法はないか…。
私の経験から、使えたのが、この2つの方法。
まず、楽しいことがある時は、その楽しいことを意識させる。
楽しいことがない時は、2つ先の行動を促す。
小さい子どもには、かなり効果があります。
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楽しいことがある時
「明日は、家族でお出かけ」とか。
「お風呂から上がったら、アイスがある」とか。
近い将来に、子どもが楽しみにしていることがある場合。
それをチラつかせるだけで、目の前のぐずぐずをやめることが、多々あります。
他のママは、自然にやっていることかもしれませんが…。
私は、思いつきもしませんでした。
目の前のぐずぐずに困り果てることしかできない…。
子育てヘルパーさんや、先生は、やっぱりプロです。
この手法を、とても上手に使っています。
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「今日は、絵本読もうかー。」
「今日は、お餅つきだよー。」
とにかく、楽しいこと、子どもが好きそうなことに、意識を向けさせる。
たった1つのワードが出ただけで、「こうはしてられない!」っていう感じで、子どもが次の行動をしだすのです。
楽しいことが特にない時
ただ、いつもいつも、楽しいことが待っているわけではありません。
週末までは、まだ3日も先だし…。
今日は、お迎えも早いわけじゃない…。
そんな日の朝に、子どもが早く準備できるわけがありません。
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楽しいことが特にないけど、テキパキ行動させたい時。
そんな時は、2つ先の行動を促した方が、うまくいきます。
例えば…。
朝、家を出る前。
お着替えをして、それから靴を履いてほしい時。
まだ、お着替えをしていなくても、「ほら、靴をはいて。」と言います。
すると、靴なんかはかないよ。お着替えしてからだよ。とでも言わんばかりに、着替え始めます。
ダラダラぐずぐず、いつまでたっても着替えなかったのに。
私の経験上、「早く着替えなさい!」と言うより、「はい、靴はいてー」と言うほうが、着替えてくれます。
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デメリットは頭が疲れること
この方法、デメリットもあります。
それは、頭がかなり疲れることです。
2つ先の行動をイメージするのが、すごく疲れます。
段取りというか、行程というか…。
子育て中は、目の前のことで手一杯で、1つ先のことですら、考えるのは疲れるんです。
だから、2つ先の行動を、子どもに促すのは、エネルギーを消耗します。
これも、慣れでしょうか…。
でも、「早くしなさい!」より、明らかに、効果があるのです。
あっさり、次の行動に移ってくれます。
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どうにかして早く着替えさせなきゃいけないっていう時に、その先の靴のことまでは、ふつう頭に出てきません。
違う回路を使っている感じで、ひと仕事です。
まだ、頭が慣れていないんだと思います。
慣れると信じて
小さい子どもが、ダラダラぐずぐず、行動が遅い時。
何か、楽しいことがある時は、それを意識させる。
楽しいことが特にないときは、2つ先の行動を促す。
これで、あっさり解決することが、よくあります。
頭が疲れるのが難点ですが、「早くしなさい!」と言わなくて済む。
親の方も、だんだん慣れてくると信じて…。
試行錯誤は続きます。