こんにちは、makinaです。
「子育てで大切なことは、自己肯定感を高めること」…。
よく聞くフレーズです。
条件付きの愛じゃない。
ありのままでいいんだよ。
それをどうにか伝えたいと、かねがね思っていました。
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えらい子だから好き。
かんばり屋さんだから好き。
元気がいいから好き。
そういう、条件付きになるようなフレーズは、極力避けて。
なんか、無条件で好きだよっていうことを伝えられる、子どもにも分かる言い方ってないかな…。
ありのままでいいんだよっていう、その意味が分かる言い方…。
いろいろ考えて、たどり着いたのが、このフレーズです。
「ママがあなたを大好きな理由はね、あなたは、ママの子どもだからだよ。」
これなら、もう生まれているので、その時点で、ママに好かれる条件をクリアしています。
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どんな子どもでも、どんなママでも、どんな親子でも。
いつでも成立する、自己肯定感の高め方です。
「大好きな理由は、ママの子だから」と言う
「ママは、あなたが、だーい好き!」って言っても、「なんで?」とか、「どこが好き?」とか言われると、つい、「えらい子だから」とか、「かわいいところ」とか言ってしまって…。
あー、条件つけちゃったことになるのかなー、と、ずっと違和感がありました。
なんで好きなのか?
理由を聞いているようで、「無条件で愛してくれているか」を知りたがっているように私には見えます。
理由なんて、無いんですが…。
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「理由なんて、無いよ」
と言うのも、意味が正確に伝わるか、イマイチ不安です。
「ありのままでいい」って、小さい子どもには難しいですよね。
そのままでいい。
それなら、もう絶対的にクリアしているような条件を引き合いに出せばいいんじゃないか?
その条件が、「ママの子ども」という条件です。
大好きな理由は、ママの子どもだからだよ、と。
子どもの反応
これを、たまに、お風呂の時とか、寝る前とか、ゆっくり話せる時に、言います。
「ママがあなたを大好きなの、どうしてかわかる?
それはね、あなたが、ママの子どもだからだよ。」
実際に、子どもに言ってみると、「そっか!」と言います。
そんなんでいいなら、もうクリアしてる。
とでも言いたげに、小さく笑います。
その顔も好きで、時々は言いたくなります。
「大好きだよ」は恥ずかしい?
わが子に「大好きだよ」って言うのが、恥ずかしい、っていう問題もあります。
そこで、「大好きな理由は、ママの子だから」という言い方をすれば、「大好きだよ」の照れくささも、ちょっとなくなります。
言いやすくて、子どもの自己肯定感も高まるなら、言っておいて損はない(笑)。
そのうち、もう少し大きくなったら、「だから、何でママの子だったら好きなのよ?」と反論してくる可能性も…。
そう言われたら、どうしよう…。
でも、そのくらい大きくなったら、「ありのままでいいんだよ」の意味が分かるはず。
成長に合わせて、変えていったほうが良さそうです。