こんにちは、makinaです。
ここ最近、ファッションの一部としてのアクセサリーが下火になりつつあるようです。
ファッション雑誌をみても、コーディネートの中にアクセサリーが入っているものが減っています。
数年前は、クルーネックに沿う短めネックレスが必須でしたよね。
もっと前は、大ぶりのロングネックレスが必ずついていました。
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今は、ネックレスといえばスキンジュエリーくらいでしょうか。
ファッションの主役として主張するのではなく、その人の一部と言えるような、さりげないスキンジュエリーに留めるのが正解のようです。
アクセサリー離れの理由としては、(1)スタイルの多様化、(2)引き算のおしゃれの流行、(3)予算配分の問題、の3つが挙げられます。
宝石とはちがう
最近は、ファッション雑誌の中で、冒頭のコーディネートページに特徴的なアクセサリーが載ることは少なくなりました。
後半にアクセサリー単体で特集が組まれることはあるのですが。
でもそれはどちらかというと、ジュエリーや宝石に近い扱いだったりします。
これだと、よほど宝石に興味がある人じゃないと、参考にしにくいですよね。
プレシャスや25ansに載っているようなジュエリーの特集は、どんな服に合わせるといいかという説明がありません。
単体では美しいものばかりなんですけどね。
(1)スタイルの多様化
雑誌の冒頭のコーディネートページは、その時期に十分広まった、鉄板の流行を取り上げる傾向にあります。
そこにアクセサリーがあまり登場しないというのは、誰もが認める王道スタイルの流行レベルに達していないということだと思います。
それだけ、多様化してしまっているんですね。
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たまに登場することはあっても、「これがなきゃ始まらない」というほどの流行ではないということです。
(2)引き算のおしゃれの流行
それに加えて、最近のおしゃれは、盛るおしゃれというよりは、引き算のおしゃれですよね。
盛っていないと落ち着かないという流行のときには、アクセサリーが必須ですが、今はその空気じゃありません。
だから、さりげないスキンジュエリーが人気なんでしょうね。
どんな服に合わせてもサマになる、一粒ダイヤなどがかなりの人気です。
シンプルカジュアルに1つで対応できる、頼もしい存在です。
(3)予算配分の問題
現実的な問題として、服のほかに、靴とバッグにお金を使うと、アクセサリーにまで手が回らないということもあります。
家計の中でも、被服費は年々減っていますから、予算配分もアクセサリーが下火な理由かもしれません。
街を歩いていても、アクセサリーのお店が撤退しているのを目にします。
多くの人が、あまりアクセサリーに予算を回さなくなったということだと思います。
これからは、大ぶりなアクセサリーや、特徴的なアクセサリーは、個性的なものになるかもしれません。
流行に流されない、個性を表現するものとして、アクセサリーを楽しむ時期に来ているのではないでしょうか。