こんにちは、makinaです。
ここ数か月、なんとなくバッグと靴の色を合わせなくなってきました。
たまに偶然合ってしまうと、「あ、合っちゃった」という感じ。
以前は、バッグと靴の色を合わせて、「小物で引き締め」ってやってたんですが…。
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銀座かねまつでも減っている
創業から70年続く、靴とバッグのブランド、銀座かねまつ。
靴とおそろいのバッグを作っているブランドの代表格です。
その銀座かねまつでも、靴とバッグの色を合わせるコーディネートが減っているようなのです。
2017年秋のカタログでは、おそろいにしているコーデが12セットあったのですが、冬のカタログでは、7セットに。
公式ホームページで連載している、スタイリスト菊池京子さんとのコラボ企画でも、靴とバッグの色を合わせているコーデは、全体11コーデのうち、3コーデしかありません。
他は、すべて、バッグと靴の色がばらばらのスタイリングばかり。
おそろいで製作しているメーカーがこの状態なのですから…。
銀座かねまつのバッグは、「靴とおそろい」っていう強みがあるから、価格も割高に設定されていたのですが…。
今では、バッグの価格は据え置き、靴の価格がどんどん上昇している印象。
その店舗も、私の地元では撤退してしまいました。
なじませコーデの影響
私も、以前は、「全体に統一感が出るし」とか、「小物で引き締め」という感じで、バッグと靴の色を合わせたりしていました。
合っていないと、ちぐはぐに感じたりも。
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でも、今は、バッグの色はアウターに合わせる、靴の色はボトムスに合わせる、という感じ。
これも、なじませコーデの流れのせいでしょうか。
靴とバッグが同じ色だと、他のアイテムがなじみません。
強調されてしまうというか。
メリットもある
でも、バッグと靴の色を合わせるコーディネートにも、メリットはあります。
それは、なかなか難しい2色コーデが可能になるところです。
色をたくさん使わないほうが、洗練されて見えますよね。
たいてい、がんばっても3色になっちゃったりしますから。
バッグと靴を同じ色にすれば、2色コーデの実現が近づきます。
ただ、このときも、バッグと靴「だけ」同じ色、(他はトップスもボトムスも別の1色)となると、とたんに「小物で引き締め」コーデになってしまいます。
せっかく2色なのに、なじませコーデになりません。
だから、バッグと靴が同じ色なら、他のアイテムもどれかはその色にしたほうが、いまどきになります。
アウターや、ボトムスは、とくに。
こうすれば、バッグと靴を同じ色でそろえているメリットを、存分に発揮できます。
ちぐはぐじゃない
最近のコーディネートが、バッグと靴の色を合わせないのにおしゃれに見えるのは、ちぐはぐに見せていないからだと思います。
他のアイテムと、バランスをとっている。
「バッグで差し色を見かけない」流れとも通じているのかもしれません。