羽織りもののトレンドがカーディガンからシャツへ移行中

こんにちは、makinaです。

如実にトレンド感が出るのが、実は羽織りものです。

薄手のアウターの種類や、長さ、素材、テイストなどが、少しずつ変わっていきます。

Gジャンやライダースジャケットを長らく見なかったのに、また復活してきていたり、超ロングカーディガンは見なくなったり。

今なら、カーディガンよりもシャツを羽織るのがトレンドです。

カジュアル全盛の頃の麻シャツのイメージとはまた違い、清潔感とハリのあるきちんとしたシャツを羽織るスタイルが増えてきました。

以前はどちらかというと、シャツは羽織るものではなく、ボタンを留めて着るにしてもあまり襟のきちんとしたものを着るトレンドではありませんでした。

ですが、2020年秋冬から、コート代わりにシャツジャケットを着るスタイルが本格的に増え出し、その春夏バージョンとして、カーディガンよりもシャツを羽織るという流れになってきています。

気候が徐々に暖かくなっていることも、厚手のカーディガンではなく薄手のシャツの羽織りが増えた要因かもしれません。

2019年から2021年にかけて、経済やファッションが停滞したにもかかわらず特に若い世代に変形トレンチコートが流行ったのも、トレンチコート自体が長く着られる気候に移行しているからとも言えます。

これから夏になるのに長そでシャツは暑いとも思えますが、タイトな半そでよりもむしろ涼しい面もあります。

丈は、あまり長めだとロングの流行で止まっている印象を与えてしまうので、作り込んだおしゃれをしないのであれば短め丈が手軽です。

秋冬のシャツジャケットから、春夏のシャツを羽織るスタイルへの流れに、要注目です。