こんにちは、makinaです。
後を絶たない、あおり運転。
以前からあったのでしょうが、社会問題に発展してきました。
何も悪いことしてないのに、理不尽にあおられる。
どうしてなんでしょうか。
1つ考えられるのは、今言ったとおり、悪いことをしていないからじゃないか、ということ。
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引き金になるのは、多くの場合、交通ルールの範囲内の行為。
違反行為をしても、あおられませんが、交通ルールの範囲内の行為や、正しい行為だと、あおられる。
そんな気がしてなりません。
悪くないからあおられる
どんな車を、あおっているのでしょう。
意外ですが、明らかな交通違反に対してあおっているというのは、聞いたことがありません。
信号無視。
猛スピード。
それは、スルーするか、通報するか。
ところが、これが、交通ルールの範囲内の行為だと、話が変わってきます。
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お礼のハザードがなかった。
入れてくれなかった。
前に入られた。
どれも、違反じゃありません。
違反じゃないから、腹が立っても、感情のやり場がない。
あおるしか、やれることがないのかもしれません。
おそらく、あおる人は、違反者より、ルールの範囲内の人のほうに親近感を持っています。
自分もそっちの仲間だと。
だから、違反者はスルーできますが、ルールの範囲内の行為を許せません。
やらないほうが良さそうなことはやめておく
じゃあ、どうやって回避したらいいのでしょうか。
悪くないのに。
まずは、悪くないからこそあおられるんだということを、意識します。
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そして、悪くなくても、違反じゃなくても、やらないほうが良さそうなことは、やめておく。
してあげなくても違反じゃないけど、してあげる。
それを、探り探り実践すると良いと思います。
お礼の意味や「すみません」の意味のハザードは、点けなくても違反じゃないけど、点ける。
入れてあげなくても違反じゃないけど、入れてあげる。
前に入るのは違反じゃないけど、近過ぎたらやめておく。
違反じゃない行為こそ、あおられる危険性が高いです。
何で、こっちがそんなに気を遣わなきゃいけないの?
悪くないのに。
そんなことしてたら、自分だけ損するよ。
そのとおりです。
損する人がいて、自分本位に利益を得る人がいる。
世の中が変わる時は、必ずそうなります。
「悪くない」のボーダーラインは刻々と変わる
今は悪くなくても、今は違反じゃなくても、時代の空気って、変わります。
空気感が先に変わって、法律が後を追いかけます。
同じことをしていても、昨日まで違法じゃなかったことが、今日から違法になる。
このところは、そういうタイミングです。
悪くないのに気を遣わなきゃいけない世の中。
住みやすくないし、良い時代でもない。
状況は悪くなってるのかもしれませんが、そういうふうに変わっている最中です。
「悪くない」のボーダーラインは、刻々と変わるのです。
思いもよらないことが引き金になる
お礼のハザードがなかった。
入れてくれなかった。
前に入られた。
思いもよらないことが、引き金になります。
ハザードを点けるべきかな?
この状況は、入れてあげるべきかな?
この距離で、前に入っていいかな?
どんな時に、配慮すべきか。
空気感は、変わっていきます。
それを感じて、取り入れる。
何も、違反はしてない。
でも、「悪くない」のボーダーラインは、変わります。
じゃあ、あおられる方が悪いって言うの?
あおる方は、悪くないってこと?
うーんと、「悪い」と「悪くない」の境界があいまいなタイミングなので、あおる方が悪いし、あおられる方は悪くない、とも言えます。