こんにちは、makinaです。
家族のために、料理を作るのは大変です。
献立を考えるのも、食材を準備するのも、調理自体も…。
それだけではありません。
「このおかず、どうかな?」と、評価が気になるというところが、地味に大変なのです。
ここを一切気にしなくていい料理なんていうものがあれば、どんなにラクなことか。
料理が完成しても、「どう?」という気持ちが付いて回る。
だから、「おいしい」と言ってもらえて初めて、ごはんづくりとして成立するところがあります。
でもそうなると、自発的な「おいしい」を期待されるほうも、大変ですよね。
そこで、私が自分から、「おいしいねー!」と言うことにしました。
母の「おいしくないでしょ?」攻撃
私の母は、料理に自信がない人です。
もともとグルメではないし、食べることが好きでもなさそう。
食卓に料理を並べるたびに、「これ、おいしくないでしょ?」と毎日言っていました。
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私が実家を出てからも、帰省するたびに、「これ、おいしくないでしょ?」と言います。
毎日一緒にいる父は、キツいと思います。
「そんなことないよ」を期待されるのが不快なのは、父本人のせいではないです。
誰だってキツいです。
私も、母に似て、料理には自信がなく、グルメでもなく、食べることが好きなほうではありません。
もしかしたら、夫にも、父と同じキツさを味わわせることになりかねない。
だから、意図的に、「これ、おいしくないでしょ?」と言わなくて済む方法を採用しました。
それが、「自分が料理を出して、自分で『おいしいね』と言う」。
という方法なのです。
自分で「おいしい」って言っちゃいけない決まりもない
毎日ではないですが、週に2回くらいは、「これ、おいしいねー。」とか、「今日のごはん、おいしかったよね!」と、自分で言います。
自分で作った料理を、自分で「おいしい」って言っちゃいけないっていう決まりもないですよねー。
夫も、「うん、おいしいね。」とか、「うん、おいしかった!」と、思い出したように言ってくれます。
そこもムリして言わせてるのかな…とは思わないようにしています。
だって、「これおいしくないでしょ攻撃」よりマシでしょ?
ただ、私と夫は味覚の好みが真逆なポイントもあるので、そこに当たるとリアクションが薄れます。
「そうだね。」とか、「うん。」とかになります。
あはっ。
そうかそうか。
そこは、一応「うん」と言ってくれて、優しい旦那さんだな、と思います。
言わせたくないけど言ってほしい
ごはんを作ったら、「おいしい」って言ってほしい。
でも、言わせることはしたくない。
でも、言ってほしい。
「どうせおいしくないんでしょ?」とは言わないから。
「うちの夫は全然おいしいって言ってくれなくて腹立つ!」とは言わないから。
「これ、おいしいね!」とは言わせてもらいますねー。