百貨店の外商について思うこと

こんにちは、makinaです。

わが家は、百貨店の外商を利用していません。

お誘いがあるのですが、お断りしています。

きっと、「買わなきゃ悪いかなぁ」と思って、自由に商品を選べないと思うから。

でも、最近、自分で何でも自由に商品を選ぶというのも、考えものだなぁ、と思うようになりました。

「お付き合いで買う」という選択肢が、あっても良いような気がしています。

自分で自由に商品を選ぶのが当たり前!?

自分の好きな時に、好きな商品を買うのが当たり前。

そういう価値観で育って来ました。

外商だと、担当者さんからおすすめされるものを、気に入っていなくても買うという話を、よく聞きます。

ありえない!

と思ってきました。

でも…。

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自分で、選んだものを、全部ずーっと大切にするかというと、そうではない。

私は「マイブーム」が多いので、使わなくなって手放すものも多いのです。

何でも自分で自由に商品を選ぶというのも、考えもの…。

それなら、誰かが目利きしてくれた、価値のある商品を買うのも、決して悪いことではないように思えてくるのです。

「自分が気に入ったものだけを買う」のはそれほど合理的ではない

そもそも、「自分が気に入ったものだけを買う」というのは、正しいのでしょうか?

これからも、そのスタイルを貫いていくことが、果たして得策なのか…。

もしかしたら、思っているほど合理的じゃないのでは…?

今まで「ナシ!」と決めつけていた「百貨店の外商」というシステムが、にわかに選択肢として浮上してくるのです。

百貨店の外商に手厳しい若い世代

確かに、今の20代、30代、場合によっては40代くらいのお客さんは、外商さんに手厳しいそうです。

「自分の好きなものを買いたい。」

「買わなきゃいけないというプレッシャーを感じる。」

と。

でも、販売のプロであり目利きでもある外商の担当者が、「このお客さんにおすすめしよう」と判断するわけですから…。

その商品には、自分にはまだわからない魅力が、きっとあるのです。

例えば、歌舞伎鑑賞やゴルフだって、始めてみれば、「なるほど。だから世の中にはファンの人がこんなにいるのか!」と納得するはずなのです。

自分が気に入らないものは、1つも買いたくない!

とそこまで言い張らなくても、それほど損はしないのです。

何が起きるかわからない時代

何が起きるかわからない時代だからこそ、つながりが重要視されます。

「お付き合いで買う」という消費スタイルも、今の価値観と対立するものではないと思うのです。

「どうせ買うなら、ここから買いたい。」

そういう買い物が、これからは増えるはずです。

その時に、「私はどうしてもこの商品じゃなきゃイヤ!」という縛りが、少しゆるむはず。

そして、「この人がおすすめするなら…」という消費にも、意味が出てくるのです。

そういう自分に今からなっておくほうが、この先有利なんじゃないか…。

そんな気がしてならないのです。