グッチは価格帯が上がったのに若い人が買いに来る理由

こんにちは、makinaです。

今のデザイナーになってから、価格帯が上がったグッチ。

それでも、グッチのアイテムは、若い人にも人気です。

どうして、グッチは価格帯が上がったのに、若い人が買いに来るのか?

それを以前、グッチの店員さんに聞いたことがあります。

若いお客さんは、こう言うそうです。

「高いけど、やっぱりこれじゃなきゃダメなんです。」

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「これじゃなきゃダメなんです」

グッチの服は、20万~30万円。

靴は、約15万円。

今のデザイナーになってから、戦略的に価格帯を上げています。

それでも、若いお客さんは、長い期間をかけて、お金を貯めて買いに来る。

そして、「やっぱり、これじゃなきゃダメなんですよね。」と言うそうです。

いらないものは絶対いらない

この背景には、近年特有の価値観があります。

それは、「いらないものは、絶対いらない」という価値観です。

自分が望まないものは、たとえ無料でも取り入れたくないのです。

いらないものは、絶対いらない。

だから、自分がほしいものは、「これじゃなきゃダメ」ということになるのです。

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「他にない」ものが選ばれる世の中に

価格帯が高くても、若いお客さんが買いに来る理由。

それは、「これじゃなきゃダメだから」です。

つまり、他にないからこそ、グッチに買いに来る。

世界が厳しい状況になれば、ますます「いらないものは絶対いらない」世の中になるでしょう。

その時、「他にない」ものは、ますます選ばれるようになるのです。