ロエベはなぜここまで人気になったのか?

こんにちは、makinaです。

ここ数年で、格段に人気が高まった、ロエベのバッグ。

ハンモック、パズル、アマソナ…。

雑誌の中だけでなく、街中でも見かける機会が増えました。

店員さんからも、「以前よりも問い合わせが増えました。」「幅広い層の方にご好評いただいております。」と、人気ぶりを示す発言が聞かれます。

どうして、ロエベは、ここまで人気になったのか。

以前と比べてガラッと変わったのが、有名人やインフルエンサーの所持率です。

王室御用達のイメージから、「ちょっと身近な憧れの人」が持っているイメージへ。

この、プロモーションのシフトが、大きな要因なのです。

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王室御用達ブランド

もともとロエベは、スペイン王室の御用達でした。

それを、スペイン内外の上流階級の人々からの要望で、ブランドとして販売するようになったのが、ロエベの始まりです。

その伝統を守り、知る人ぞ知るブランドとして、今の時代まで長く続いてきたのです。

他にも高級ブランドはありますが、それらとは違う位置づけだった。

だから、他の高級ブランドほど、認知度は高くなかったのです。

有名人やインフルエンサーへの普及

ところが、近年は、広く一般の顧客に向けて製品を作るようになりました。

ブランドの存続を賭けた、方針転換です。

プロモーションの対象も、上流階級ではなく、有名人やインフルエンサーにシフトしました。

そうすると、まず、その有名人やインフルエンサーたちの間で、話題になります。

ロエベのバッグに魅了される有名人が、増えるのです。

そして、それを目にした一般の人たちへの認知度が上がります。

他の高級ブランドと同じように、バッグを購入する時に選択肢に上がるようになります。

「あの人が持っているから。」

そう思える対象の人が、身近になったのです。

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親会社の方針

どうしてそう言えるのかというと…。

ロエベの親会社「LVMH」のプレスリリースに、こう記載があります。

 

「(親会社の方針として、)戦略的に、顧客の裾野を広げていく。

世界のラグジュアリーマーケットにおいて、もっと大きな地位を確立する。」

これが、2017年のことです。

そして、この方針が謳われた同じプレスリリースに、特にパフォーマンスの良かった系列ブランドとして、ロエベの名前が挙がっているのです。

戦略的に、顧客の裾野を広げる。

つまり、それまで対象ではなかった層を、顧客として取り込むこと。

それが、ロエベが担った役割だったのです。

感性がほとばしるデザイン

若いデザイナーを起用し、ロゴも刷新。

感性がほとばしるデザインのバッグに、心を奪われる人が多発しました。

同時にプロモーションの対象も変えることで、より幅広い人に訴えかけるようになったのです。

プロモーションのシフトが大きな理由

ロエベはなぜ、ここまで人気になったのか?

その理由は、プロモーションの対象を、有名人やインフルエンサーにシフトしたからです。

以前は、有名人も、ロエベのバッグをそれほど目にしていなかった。

ブランド側のプロモーションのシフトによって、ロエベのバッグの魅力が広く世に伝わるようになったのです。

勢いに乗るロエベは、次々と新しいデザインのバッグを発表し続けています。

「どうしてこんなに人気があるのか?」と思ったら…。

今日のこの話を、思い出してみてください。

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