こんにちは、makinaです。
エルメスのお店で、買い物をする時。
頼りになるのが、担当さんです。
好みや希望を覚えてくれて、スムーズに対応してくれます。
担当さんについてもらうには、主に、2つのパターンがあります。
1つ目は、こちらから声をかけて名刺をもらうパターン。
2つ目は、店員さんの方から声をかけてもらうパターンです。
この時ポイントになるのは、店員さんが声をかけるかどうか決めるのは、「遠目から」ということ。
遠くから見られた時の見映えが大事なようです。
広告
こちらから声をかけて名刺をもらう
私が初めて経験したのは、1つ目のパターンでした。
初めてエルメスのお店に入り、近くにいた店員さんに歩み寄り、自分から声をかけました。
「すみません。
ケリーバッグを見てみたいのですが…。」
「あいにく、ケリーはございません。
ほとんど入荷がない状態でして…。
バーキンでしたら、たまに入ってくるのですが。」
「そうなんですね。
そういうものだとは知らなくて…。
すみません。」
そう言いながら、ショーケースの他のバッグを説明してもらい…。
とにかく、初めてで緊張しているので、「よく知らなくて…。」「わからなくて…。」とばかり言っていたような気がします。
そして、「ありがとうございました。」と言って帰ろうとすると…。
「何か、気になるものがございましたら、こちらにお電話ください。」と、名刺をくれたのです。
名刺をくれるかどうかは、受け身の話ですが、最初に声をかけることだけは、こちらからできます。
その後、その店員さんが退職されて、引き継いでくれた店員さんが、「私が担当させていただきます」と明言してくれました。
店員さんの方から声をかけてもらう
別の店舗で担当さんになってくれた方は、2つ目のパターンでした。
後から聞くと、靴がハイヒールだったので、ファッション好きに違いないと思ったとのことでした。
その日は、いくつかプレタ(洋服)を試着させてもらい…。
サイズが合わなかったので、「残念ですー。」と言いながら帰ろうとすると…。
「お取り寄せをご希望でしたら、こちらにご連絡ください」と、名刺をくれました。
「担当させていただきます」という言葉はありません。
後日、取り寄せをお願いして、そのプレタを購入しました。
すると、自宅にお礼のお手紙が届き、その中に、シフト表が入っていました。
「しっかりした服」は遠目からもわかる
ここからは推測ですが、「しっかりした服」を着ることも、声をかけてもらうポイントのようです。
というのも…。
ある日、担当さんにこんな話をしました。
「バーキンを持って買い物に行くと、色々なお店でお声がけをいただくんです」。
すると、こんな会話になりました。
「バーキンに限らず、やはり、しっかりした服を着ていらっしゃる方は、遠目からもわかります。
私たちも、お声がけするのですが…。」
そんなニュアンスでした。
断言されたわけではないですが、「しっかりした服を着ているお客様に声をかける」と解釈できなくもない発言です。
「遠目からわかる」と言われて、想像してみると…。
確かに、店員さんが判断するのは、遠目からしかない。
最初は誰だって、遠目から見られるわけです。
当たり前のことなのに、言われてみてから初めて納得。
たしかに、ハイヒールを見られたのも、「しっかりした服」発言も、遠目から見てわかりやすいポイントということかもしれません。
「しっかりした服」はどんな服?
ところが、「しっかりした服」とはどういう服なのかが、お客の方では分からないのが困るのです。
値段が高ければいいのか?
でも、値段と、本当の価値が見合っているかが分かりません。
そこで、「しっかりした服」の本当の価値が分からないから、少なくとも値段は低すぎない服を着て行くという安全策を採るのです。
ちなみに、エルメス以外のおすすめブランドとして、店員さんから挙がったのが、「Theory(セオリー)」です。
遠目から気づいてもらい、声をかけてもらう。
そのパターンにする場合は、「しっかりした服」が早道。
先ほどの発言からは、そう考えられます。
「担当します」とはっきり言われない場合も
エルメスで、担当さんについてもらうとしても、「私が担当します」とはっきり言われない場合もあります。
名刺をもらう。
指名して、買い物をする。
その過程で、出勤日を伝えてくれるようになります。
はっきり言われていなくても、必ずその方がいる時に来店するようにすることで、「担当」と認識してもらえます。
遠目からの姿がすべて
こちらから声をかけるか、店員さんの方から声をかけてもらうか。
両方経験しましたが…。
どちらかというと、こちらから声をかける方が、気楽です。
でも、店員さんの方から声をかけてもらいたい場合には、遠目からの姿がすべて。
近づかないと見えないアクセサリーやメイクは、二の次でいいかもしれません。
ハイヒールだと、自然と背筋もピンと伸びます。
「Theory」などの「しっかりした服」の助けも借りれば、店員さんの方から「担当になりたい!」と思ってもらえるかもしれません。