こんにちは、makinaです。
化粧品の広告でよく聞く、「発色がいい」という言葉。
何となく、「良さそう」な印象の言葉ですが…。
発色がいいって、どういう状態?
と言われると、漠然としていてわかりにくいのも事実です。
発色とは、「色の出来栄え、仕上がり」のこと。
つまり、「出来上がった状態の中でも、特に色に関すること」という意味です。
だから、コスメなら、「顔に塗った後の、色のこと」です。
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発色とは「色の出来栄え」「仕上がりの色」のこと
「発色がいい」というのは、コスメ本体の色とは無関係。
「顔に塗った後の色がいい」ということです。
発色がいいことを全面に出しているコスメというのは、塗り心地や香りやデザインではなく、「仕上がりの色」や「出来栄え」に自信を持っているコスメです。
たとえば、アイシャドウで「発色がいい」と言われているものは、「顔に塗った後の仕上がりが良い(特に色に関して)」ということになります。
たとえ、アイシャドウ自体の色がそれほど良さそうには見えなくても。
逆に言うと、コスメ本体の色がいい感じなのに、顔に塗った後はイメージと全然違う色ということがあります。
特に、リップでは顕著です。
「発色がいい」「高発色」とうたわれているコスメは、コスメの見た目の色と、仕上がりの色が違うことを、ポジティブにアピールしている可能性が高いのです。
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コスメの「発色」に要注意
コスメの評価ポイントというのはいろいろありますが、「発色」は、塗った後の仕上がりの色のことです。
ということは、実際に使ってみないと確かめられない部分でもあります。
さらにその後には「落ちにくさ」などのポイントもありますが、最初にイメージと違うかどうかがはっきりわかるのが、「発色」の段階です。
心配な場合は、「見たまま発色」や「そのまま発色」と書かれているものを選ぶのが得策です。
コスメの「発色」には、要注意なのです。