こんにちは、makinaです。
2018年にこのブログで書いた、「2021年に持っていないとソワソワするアイテム」の記事。
2021年のファッショントレンドを予測して、「ブローチやチャーム、ヘッドアクセなどのただ飾るだけのアイテム、『足す』アイテムが増える予感」と書きました。
2021年の新作としてボッテガ・ヴェネタから登場したショルダーバッグ「マウント」は、この「足すだけ」のトレンドそのもの。
パッと目を引くゴールドチェーンが施されているのですが、用途はなし。
ただ飾るためだけに、大きなゴールドチェーンがついているのです。
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「足すだけ」がトレンドに
2018年は、ファッショントレンドの5年周期のピークの年でした。
2016年から2020年の5年間の、ちょうど真ん中の年。
リラックスカジュアル全盛で、ロングカーデとワイドパンツ、ロングスカートをクローゼットに残せば、あとは潔く処分できた年です。
2019年は、真冬のコートも新調しなくていい、次の5年周期のトレンドが定まるまであまり買い足さないほうがいい、そういう年でした。
ワイドパンツとロングスカートの流行は2020年も続き、「次に着たいトレンドがまだない」という状況。
そして2021年も後半に入り、だんだんと次の5年周期のトレンドが出てきている。
そのトレンドの1つが、「飾るだけ」「足すだけ」のアイテムなのです。
ボッテガ・ヴェネタ「マウント」のゴールドチェーン
それを象徴するのが、ボッテガ・ヴェネタの新作バッグ「マウント」のゴールドチェーンです。
これまでのゴールドチェーンといえば、ストラップもしくは持ち手の部分でした。
実際、ボッテガ・ヴェネタの以前のバッグに使用されていたゴールドチェーンも、ストラップもしくは持ち手の部分だったのです。
ところが、2021年に発表された新作ショルダーバッグ「マウント」のゴールドチェーンは、ストラップでもなく、持ち手でもない。
フラップを押さえておく用途があるようにも見えますが、フラップを留める金具は別についています。
クラッチ使いをする時に、チェーンに手を通すこともできますが、手首をホールドする機能はありません。
つまり、このゴールドチェーンには、用途がないのです。
これは、今までのゴールドチェーンとは、意味が違います。
ついているだけ、飾るだけ、足すだけのデザインなのです。
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シンプルカジュアルから装飾の時代へ
前の5年周期でトレンドだったシンプルカジュアルから、確実に装飾の時代へと世の中はシフトしています。
2021年から2025年の5年周期は、昨今の経済の停滞により、6年に延びるかもしれません。
その間のファッショントレンドのうちの1つが、「足すだけ」のアイテムになる可能性は、確実に高まっています。
今後のファッショントレンドの動向に、要注目です。
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