フラットシューズなのに靴擦れする理由

こんにちは、makinaです。

ブームが続いている、フラットシューズ。

人気のマノロブラニクでも、フラットタイプが大豊作です。

ハイヒールよりも、履きやすそうな気がしますが…。

なぜか、フラットシューズのほうが、靴擦れする…?

そう思うのは、あなただけではありません。

どうして、フラットシューズで靴擦れするのか?

その理由は、おそらく、「土踏まずが接地しないから」ではないでしょうか。

フラットシューズだと、土踏まずに靴底が当たらない。

中は「真っ平ら」ですから。

足と靴底の接地面積が少ないので、かかとに負担が集中するのかもしれません。

足と靴底の接地面積が少ない

靴擦れしないで、歩ける条件。

それは、足と靴の接地面積が広いことです。

足と靴の接地面積が広ければ、負担が分散されるのです。

スニーカーなら歩きやすいのは、そのせいです。

ブーツも、足を覆いますから、負担が分散されます。

ところが、ハイヒールやパンプスは、足をあまり覆わないので、靴との接地面積が少ない。

負担が、どこか1か所に集中してしまう可能性が高いのです。

だから、靴擦れが起こる。

甲浅のフラットシューズも、例外ではありません。

靴の中で足が動くと擦れる

さらに、フラットシューズは、靴底が「真っ平ら」。

土踏まずのところが、盛り上がっていません。

フラットシューズを足裏に沿わせようとすると、足指に力が入ってしまいます。

すると、つま先の空間が空いたりキツくなったり、動きます。

すると、かかとも動く。

動くと、擦れる。

フラットシューズなのに靴擦れするのは、足と靴との接地面積が少なく、動くと負担がかかるから。

靴の中で足が動きやすいと、擦れやすいのです。

フラットシューズでも靴擦れしにくい人

フラットシューズで靴擦れしにくい人は、おそらく、かかとの骨がしっかり出ている人です。

また、かかとの脂肪がしっかりついている人。

足の横幅が広い人。

こういう足なら、フラットシューズでも、足と靴との接地面積が保たれます。

そうでない足の人は、かかとの作りが小さい靴や、横幅が狭い靴にする必要があります。

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ヒールがあるほうが靴擦れしないこともある

フラットシューズは、かかとが広く開放されている場合が多い。

かかとがキュッと締まった作りは、なかなかありません。

少しヒールのある靴の方が、かかとが小さめの作りになっていることがあります。

ヒールがあるほうが案外靴擦れしないのは、そのせいです。

フラットのほうが、どうもかかとが擦れる。

これは、経験から言って納得できる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「ヒールがあると、傾斜で前すべりする」というイメージがあるかもしれませんが…。

横幅がゆるくなければ、必ずしもそうはなりません。

フラットシューズのほうが、かかとが動いてしまって靴擦れすることがあるのです。

フラットシューズなら安心…?

もう靴擦れしたくないから、フラットシューズにしたのに…。

それでも靴擦れするのは、なんで?

そう思ったら…。

土踏まずの作りが真っ平らだったり、かかとの作りが広かったり、甲浅だったり…。

足と靴の接地面積が少ないのが原因です。

フラットシューズであるがゆえの要素というのが、意外と多い…。

「フラットシューズならどれでも安心」というわけではありません。

できるだけ、負担が分散するものを選ぶ。

もしくは、シリコンパッドを足に貼って、足を靴に合わせにいくのも有効です。



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