こんにちは、makinaです。
思うように外出できない、今日この頃。
生活必需品ではないハイブランドにとっては、この状況は大打撃です。
そんな中、ルイヴィトングループのLVMHが、「自宅での過ごし方」を発信しています。
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旅行かばん専門店だったルイヴィトン
もともと、ルイヴィトンは、旅行かばん専門店。
旅行用のトランクから、歴史が始まったのです。
そんなルイヴィトンが、歴史上初めて、「旅行ができない」状況に直面している。
ブランドの成り立ちを大きく覆す、この状況。
「トランクメーカー」を自負するブランドとして、気が気ではないはずです。
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居ながらにしてできる「思考の旅」
そこで、ルイヴィトングループは、旅行ができない今の状況から、「自宅での過ごし方」を提案しています。
系列ブランドのリモワが発表した、「トランクでできた椅子」を紹介し、「椅子に座って、次の旅行に思いを馳せよう」と呼びかけているのです。
「思考の旅は、居ながらにしてできる。」
自宅で過ごさざるを得ない人たちを、そう勇気づけているのです。
メイクは心のバロメーター
他にも、系列のコスメブランドを紹介し、「自宅で自分だけのメイクを楽しもう」と提案。
SNSでメイクコンテストを開催するなど、イベントも企画しています。
たしかに、メイクをじっくり研究できる時間は、取りたくてもなかなか取れません。
メイクには、気分の落ち込みを和らげ、気分を上げる効能があることもわかっています。
逆に言うと、「メイクをする気になれるかどうか」というのが、心の健やかさのバロメーター。
ルイヴィトンが、自宅で過ごす人たちにメイクの研究を提案するのは、理に適っているのです。
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アートも牽引
ルイヴィトングループは、現代アートを牽引する存在でもあります。
現代アーティストのインタビューを掲載し、アートに親しんでもらおうとしています。
ハイブランドの顧客は、ここ数年で急速に二極化しています。
その傾向が特に激しいのが、ルイヴィトンです。
ブランドの世界観を理解してくれている顧客は、特にありがたい存在でしょう。
そのためにも、アートに触れて感性を磨き、ブランドの世界観を理解する。
顧客として、このことは決して無駄ではありません。
さすがの余裕と資金力
旅行ができない。
トランクメーカーにとって致命的なこの状況を、ルイヴィトンはさすがの余裕と資金力で、前向きにとらえています。
自宅で過ごす人々に、ルイヴィトングループの系列ブランドをアピールする。
まさに、顧客とはWin-Winの関係なのです。
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