こんにちは、makinaです。
お金を貯めようと思って、手にする節約本。
「メリハリ消費が大事」
「自分にとって本当に大事なところにお金をかけましょう。」
うんうん。
そのとおり。
でも…。
じゃあ、お金をかけなくていいところって、どこ?
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自分にとって、大事じゃないところ?
うーん。
全部大事に思えてくる…。
それだと、お金をかけるところにばかり、フォーカスしてしまいます。
お金をかけなくていいところって、言い換えると、こういうこと。
それは、「出来ているところ」です。
自分が、無意識に、難なく出来ているところ。
気づいていない、長所。
恵まれているところ。
うまくいっているところ。
そこに関するアイテムは、もっと、削れます。
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価格の低い商品への変更を、検討する価値があります。
それか、その長所を磨けば、商品が要らなくなります。
お金をかけなくていいのは、自分が「出来ているところ」
日頃、忙しくしていると…。
出来ていない、足りない部分に目が行きがちです。
すると、「あれも要る、これも要る」と、どんどんお金がかかっていきます。
出来ているところを、スルーしがち。
でも、お金をかけなくていいところは、自分が出来ているところに潜んでいます。
乾燥肌でないなら、クリームは要らない。
ブラックコーヒーが飲めるなら、ラテじゃなくていい。
肩こりじゃないなら、持ち歩く物は、最薄最軽量じゃなくていい。
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早起きが苦でないなら、夜のネットショッピング代や光熱費が浮きます。
利便性の高い地域に住んでいるなら、買い置きもほとんど要りません。
割り切りの良い性格なら、お返しの品はシンプルでいい。
「仕事で子どもにかまってやれないから、せめて良い物を」と思っても、子どもがちゃんと成長していて、お母さんを見て笑ってくれるなら、割高な子ども用品は要らないかもしれません。
気づいていないと、出費が過剰になる
出来ているのに、それに気づいていないと、どうなるか。
十分すぎるのに、過剰にお金をかけてしまうんです。
家の中が十分きれいなのに、収納のグッズや、除菌アイテムが増える。
十分ヘルシーなのに、トクホや、カロリーオフや、オーガニックを選ぶ。
これだと、お金をかけなくていいところが、なくなってしまいます。
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出来ているところは、商品を替える
お金をかけるべきなのは、自分が出来ないところ。
苦手なところ。
そこにお金を回すために、出来ているところに気づく必要があります。
そして、そこを、戦略的に、替える。
価格を、下げる。
体形に丸みがあるから、素材はハリの無いものに。
足のサイズが普通だから、靴は国内製のものに。
肌荒れしにくいから、ボディソープはプライベートブランドに。
掃除が嫌いじゃないから、洗剤を少数精鋭に。
マメな性格だから、手帳はノベルティに。
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気心が知れた友達とのお茶だから、よりカジュアルな店に。
親戚づきあいが良好だから、保険をシンプルに。
急いでいないから、「こだま」に、バスに、徒歩に。
実際には、そうしたくても、できない人が、たくさんいます。
これができるのは、長所であり、うらやましい部分です。
もっと、替えてみる価値があります。
よく考えたら、要らないかも
抽象的な、「メリハリ消費」の正体。
それは、自分が出来ていることには、お金をかけないということ。
そのためには、自己肯定感を高めて、出来ているところを自覚する。
ここは、わりと出来てるかも。
ここは、困ることが少ないかも。
そして、出来ていることに関しては、商品の価格を下げる。
減らす。
無くす。
思い込みで、過剰な出費をしていたら、もったいない。
よく考えたら、要らないかも。
その分、出来ていないところ、苦手なところ、自信のないところにお金を回せば、よりストレスなく、快適に暮らしていけるはずです。