ロエベのハンモックの流行はいつまで続く?

こんにちは、makinaです。

最近流行している、ロエベのバッグ、ハンモック。

すでに持っている人も、これから買おうかどうか迷っている人も。

気になるのは、ハンモックの流行はいつまで続くのか?

ということ。

いくつか理由があるのですが、短ければあと3年、長ければあと5年くらいではないでしょうか。

2022年か、2024年です。

短ければあと3年

「短ければあと3年」と言う理由は…。

ハンモックと共通点の多い「ナッパアイレ」が、流行してから収束するまで、約3年だったからです。

4年目には、生産中止が発表されました。

ナッパアイレは、ハンモック同様、レザーの曲線の美しさが光るバッグです。

ナッパアイレはこちら

ナッパアイレも、ハンモックも、テレビドラマの登場人物が持つことで知名度が上がり、流行しました。

ナッパアイレは、2008年に流行してから、3年後には流行が下火になり、4年後の2012年に生産中止が発表されました。

もし、ハンモックが同じような道をたどるなら、2019年に知名度が上がって流行してから3年後、2022年には収束する可能性があります。

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長ければあと5年

ただ、ハンモックはナッパアイレとは違う側面もあります。

それは、デザイナーとの関係です。

ロエベのデザイナー交代は、2002年、2008年、2013年でした。

2008年に流行したナッパアイレの生産中止発表は、2012年。

デザイナーの交代が2013年ですから、古いナッパアイレの生産中止を発表してから新体制に移るという流れだったのかもしれません。

一方、ハンモックは、2013年に就任したデザイナーによるもの。

しかも、このタイミングで、ロエベのブランドロゴ(Lマーク)が刷新されているのです。

ブランドとして、並々ならぬ力の入れようです。

そして、ハンモックを世に出したデザイナーは、2018年には、なんとロエベの取締役に就任しているのです。

デザイナーの交代は、案外サイクルが早いのですが、取締役になったということは、たとえこの先デザイナーからは退いたとしても、影響力は強いはず。

そして、このハンモックをデザインしたロエベの取締役は、ハンモックへの思い入れが強いのです。

デザイン違いやサイズ違いのバリエーションを増やして、精力的に流行を拡大しようとしています。

だとしたら、4年で生産中止にするようなことは、考えにくい。

この先も、ハンモックに力を入れ続け、ロエベの競争力を上げようとするはずです。

そして、ハンモックで収益が上がるようになったら、その分の利益を系列の赤字ブランドに投入するようになる。

売れるから、価格を上げることもできる。

ブランド側の意図としては、十分に考えられます。

消費者が、その思惑通りに動くかどうかは、まだ別ですが…。

ただ、一般論として、デザイナーが交代したら廃番になることはあり得ますが、ハンモックの場合は、デザイナーのジョナサン・アンダーソンがロエベの取締役でいる限り、廃番にはならないはずです。

ですから、今後5年くらいは流行が続くという可能性も、かなり高いのです。

10年は続かない…?

ハイブランドは、流行を作りますが、大きく育った流行があれば、次の流行を作らずに待ちます。

せっかく収益が上がるのに、コロコロ変えたらもったいないからです。

とはいえ、飽きられてしまっては、後手に回ってしまう。

次の流行を軌道に乗せるのが、難しくなるのです。

特に、ハンモックのように遊び心の効いたデザインは、普遍的な存在になりにくいのも事実です。

アマソナのように長く続くバッグには、ならないかもしれません。

ロエベが、ロゴを刷新するタイミングで迎えたデザイナーの、思い入れが強いハンモック。

あと5年は、流行が続く可能性が高いものの、ハイブランドとして次の流行を提案するのも使命です。

アマソナほどは続かない。

もしかしたら、10年続くかもしれませんが、消費者の動向はまた別です。

ハンモックの流行期間は、長くて5年。

2024年くらいまでではないでしょうか。

ハンモックを買うなら2022年までに

今や、ブランドバッグのレンタルでも順番待ちが生じている、ハンモック。

ロエベ側が力を入れている以上、プロモーション効果で「欲しい!」と思う人は今より増えるでしょう。

バリエーション違いを積極的に投入し、収益を確保する。

ある意味、ブランド自体が流行を保証しているようなものです。

ただ、遊び心があるデザインゆえに、普遍的なアイテムにはならない。

トレンド要素を無視して、消費者を飽きさせる選択肢は採りにくいのです。

長くても5年で、次の遊び心のあるバッグを大々的に売り出すのではないでしょうか。

ハンモックを買うなら、2022年までに。

その後は、すでに購入したハンモックを持って愛用するくらいがちょうどいいかもしれません。

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