こんにちは、makinaです。
ここのところ人気が高まっている、ルイヴィトンのバッグ「カプシーヌ」。
シンプルなデザインの、ワンハンドルバッグです。
発売から6年が経ち、認知されるようになってきました。
購入を検討したり、注目をしている人も増えています。
どうして、カプシーヌは人気が出てきたのか。
それは、一言でいうと、購入までのハードルが高いから。
購入を検討している段階から、迷ったり悩んだりして注目している人が多い。
購入後は、高いハードルを乗り越えたわけですから、愛着が高まる。
購入までのハードルが高い、「通好み」のバッグだからこそ、注目が集まるのです。
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人気の理由は「購入までのハードルが高いから」
カプシーヌは、ルイヴィトンの期待を背負っています。
価格帯を上げ、「トップクラスの人にまずは慣れ親しんでいただく」というプロモーション戦略をとっているのです。
海外セレブに浸透させ、競争力を上げる。
それが、一般の人に認知されてきたタイミングなのです。
カプシーヌを目にした人は、購入を考えます。
でも…。
価格が、高い。
他のバッグと比べて、迷います。
重いし、長く使えるかどうか、未知数な部分もある。
何せ、まだ歴史が6年しかないからです。
購入までのハードルが、高いのです。
迷っている間にも、カプシーヌを目にする機会は増える。
有名人が持っていたり、話題になったりしているからです。
現代アートとの融合を果たした、コラボモデルもありました。
そして、このハードルの高さは、購入後にも、人気に影響を与えます。
購入後には愛着が高まる
購入までのハードルが高い分、購入後には、愛着がわきます。
喜びや、達成感も、大きいのです。
「トップクラスの人」が慣れ親しんでいるカプシーヌを手に入れた満足感。
ルイヴィトンの戦略は、そこにあります。
おそらく、カプシーヌを購入するということは、よほどの決心です。
他にもブランドバッグはたくさんあるのに。
(「競争力を上げる」というのは、こういうことです。)
高いし、重いし、長く使えるかどうかも未知数。
ハードルが高いのに、購入したということですから。
おそらく、他のバッグをひと通り持っている人か、あるいは「カプシーヌじゃなきゃ絶対ダメ!」という人であるはずです。
逆に言うと、「まだ購入していない人」の方が、圧倒的に多いわけです。
ハードルが高いから。
だから、「カプシーヌが人気」という状態が、そこにあり続けることになります。
魅力的だけど購入をためらってしまう
ハイブランドの最大の使命は、「憧れられること」です。
戦略的に「トップクラスの人」に浸透させ、一方で、購入までのハードルを高くしておく。
これが、人気(競争力)を高める方法なのです。
迷って迷って、購入をやめた人も、どこかで注目し続ける。
もちろん、上品で控えめなデザインというのも魅力的です。
魅力的だけど、購入をためらってしまう要素というのを、カプシーヌは兼ね備えています。
どうしてカプシーヌは人気なのか。
その理由は、購入までのハードルが高いからなのです。
「お給料日までまだこんなにあるのに…」何とか乗り切るテクニックとは