究極の節約法は「買って買って」と言わない子どもに育てること

こんにちは、makinaです。

自分がどんなにがんばって節約しても…。

家族がお金を使ってしまうと、貯まるものも貯まらないんですよね。

「老後の貯金をしたいのなら、子どもを自立させることは必須です」とは、よく言われる言葉です。

でも、自立を急かすものでもないですし、やむをえない事情もある。

せめて、子どもが「買って買って」と言わない子でありさえすれば、浪費は防ぐことができます。

「買って買って」と言わない子どもに育てることが、実現できそうな範囲でかつ効果の高い節約法なのではないでしょうか。

ひたすら我慢させるわけではない

もちろん、ひたすら我慢させるという意味ではありません。

「物を買ってくれるかどうか」、「お金をかけてくれるかどうか」を愛情の証だと捉える子どもには育てない。

ということです。

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まず、子どもが小さいうちから、「買って」と言う物を買い与える。

そして、「買ってもらえるんだ」という安心感が育ったら、「これが欲しい?それとも、なくても平気?」と問いかけて、考えさせるのです。

「今まで買ってもらってきた」という安心感があるので、「なくても平気」なものは、涼しい顔で我慢できるようになります。

ブレーキを持っている子どもは幸せになれる

以前読んだ本の中に、忘れられない箇所がありました。

子どもが幸せになる2つのパターンとして、「それなりの人物になること」と、「ブレーキを持っていること」が挙げられていたのです。

(「ぶれない軸をつくる東洋思想の力」田口佳史・枝廣淳子(光文社新書)p14、16)

「それなりの人物になること」というのは、「立派な人になるんだよ、幸せになる方法はそれしかないんだよ、と伝えたい。」(p216)という内容でした。

「ブレーキを持っていること」については、「『ブレーキを持っているかどうか』が幸せのポイントなのです。」(p217)とあります。

まさにここでいう、「買って買って」と言わない子どもに育てるということです。

「買って買って」と言わない子どもに育てることは、究極の節約法であると同時に、子どもが幸せになる2つのパターンの1つにもあてはまるものだったのです。

大人も同じ

子どもだけではなく、大人にもあてはまります。

どんなに節約をがんばっても、「あれも買いたい、これも買いたい」という気持ちがずーっと付いて回ったら、節約がつらくなってしまいます。

さらに、「ブレーキを持っていること」が、人間が幸せになるポイントでもあるわけです。

老後のことも考えて、子どもが自立できるよう、「買って買って」と言わない子どもに育てることも大事。

それと同時に、自分自身も、「これが欲しい?それとも、なくても平気?」と問いかける。

そうすればきっと、将来の苦労を、今から少しでも軽減できるようになるはずです。



私が子どもに口を酸っぱくして言っていること

これが欲しい?それとも、なくても平気?

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