私が子どもに口を酸っぱくして言っていること

こんにちは、makinaです。

わが子も、少し大きくなり…。

言えば、わかるようになってきました。

しつけとまではいかないまでも、忠告のような、注意が増えます。

ここのところ、私が、わが子に口を酸っぱくして言っていることがあります。

それは、「変わる」という言葉です。

天気予報だって「変わる」

天気予報が大好きなわが子。

いつも、予報マークや気温、降水確率の数字をチェックしています。

「きのうは『晴れ』って書いてあったのに。

いま見たら、『くもり』になってる。

なんで?」

わが子からしたら、「まちがってる!」と言いたいのでしょう。

だって、前に見た時と違うことが書いてるのだから。

でも…。

「天気予報が、変わったのよ。

きのうは『晴れ』って書いてあったのに、今見たら『曇り』になっているんでしょ?

それは、予報が変わったっていうこと。

天気予報だって、変わるのよ。」

すると、わが子は…。

「あー、そうかー。変わったんだねー。」

変わっただけ。

間違いが書いてあるわけじゃない。

物事は、変わるんだよ。

広告



お出かけの予定だって「変わる」

パパが帰宅して、こう言ったことがありました。

「明日のお出かけは、あさってになったからね。

おでかけは、あさってね。」

「えっ!?お出かけは明日だって、朝言ってたよね!?」

「うん。でも、あさってになったの!」

「なんで?明日だよ!明日って言ってた!」

そこで、私が言いました。

「あのね、変わったの。

お出かけの予定だって、変わるのよ。

天気予報も、変わったでしょ?

お出かけの予定も、変わるの。」

わが子は…。

「えー、明日だよ…。」

残念そうにしていました。

親が教えている内容も時代とともに「変わる」

お出かけの予定が変わった時は、いい機会だと思って、こう伝えました。

「どんなことでも、時間が経ったら変わるんだよ。

お父さんやお母さんがいつも教えていることだって、時間が経ったら、変わることもあるの。

お父さんやお母さんが教えたことが、いつまでも正しいわけではないよ。

あなたが大人になる頃には、変わってることもあるからね。

その時に何が正しいか、自分で考えるんだよ。

どんなことでも、変わることがあるからね。」

「はーい。」

少しでも生きやすくなれば

先生が言うことだって、教科書の内容だって、変わります。

それを、「間違ってる!」と糾弾する人生は、少しつらそうです。

本来であれば、せめて7歳くらいまでは、絶対的な揺るぎない基盤を作っておいてあげたい。

でも、この2020年をまたぐタイミングでは、時代の変化が子どもの日常にも十分作用することが明らかです。

「変わる」「変わる」と、口を酸っぱくして言うのは、5歳のわが子にはちょっと早い…。

それでも、子どもの中に柔軟性が生まれて、少しでも生きやすくなれば…。

今はまだ、「お母さんは、ずーっとあなたのお母さんだよ。

ずーっと、大好きなのは、変わらないよ。」と伝えるのが、足りていないかもしれない。

そのことも忘れずに、伝えていこうと思います。



これが欲しい?それとも、なくても平気?

スナック菓子を食べ過ぎない子どもに育てるために採った作戦とは

子どもは言わなきゃわからない

子どもを美術館と図書館に連れて行ったらこうなった

わが子が「おもちゃ買って」とぐずらない子に育った理由