こんにちは、makinaです。
ミニショルダーバッグ全盛の、2019年。
そろそろ、次のバッグに目が行く頃です。
でも、次のトレンドが定まらないので、大きな買い物はできない。
そこで、昔買ったバッグを引っ張り出したくなります。
意外とアリなのが、手提げバッグ。
私自身、昔買った手提げバッグを、ヘビロテしています。
「10年前に買ったバッグを数年ぶりに愛用」!?
ふと目にした、雑誌の記事。
スタイリストの亀恭子さんが、バッグの中身を公開されていました。
注目なのが、その時のバッグ。
なんと、エルメスのピコタンだったのです。
ピコタンは、小ぶりな手提げバッグ。
そして、「10年前に購入したピコタンを、数年ぶりに愛用。」とあります。
(「very」2019年12月号p39)
あっ!
わかるー!
何を隠そう、私自身、12年前に買ったロエベのナッパアイレを、またヘビロテし始めた矢先だったのです。
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「これを持とう」と思った
ロエベのナッパアイレも、小ぶりな手提げバッグ。
今は生産されていませんが、似た形のバッグが「ザ ロウ」から出ています。
12年前に、生まれて初めて手にしたブランドバッグです。
ここのところ、出番がありませんでした。
ところが、最近、「これを持とう」と思ったのです。
おそらく、「ショルダーじゃなくて、きれいめすぎることもないバッグ…」って、無意識に思っていたのだと思います。
肩にもかけられないし、斜め掛けもできないし…。
手で握るか、腕を通して持つしかできない…。
と思いながら、持ってみると…。
軽やかに持てます。
手提げバッグなので、持ち手が短く、軽く感じるのです。
自分でも驚くほど、ヘビロテすることになったのでした。
新作ほどの刺激はないけれど
亀恭子さんが、「なぜこのタイミングでピコタンを持とうと思ったのか」については、書かれていません。
でも、ピコタンも、ナッパアイレも、手持ちしかできないということは、「手で持った時の心地よさ」に最大限配慮して作られているはずです。
それが、ショルダーに慣れ切った今、手にやさしく作用してくれているのを感じるのです。
新作じゃない。
でも、もともと気に入っているバッグです。
新作ほどの刺激はありませんが、安心感の中に、自分だけの新鮮さがある。
きっかけは、消去法だったとしても…。
トレンド転換期の今にちょうどいいバッグは、もう手元にあるのです。
来年以降は次のトレンドへ
きっと、同じことを思っている人が、他にもいるはずです。
街行く人を見ていると、カジュアル素材のものから、かごバッグ、表革バッグなど、よくなじんだ「手提げバッグ」を持たれている方を、頻繁に目にします。
きっと、新作ほどの刺激はないけれど、安心感の中に、ご自分だけの新鮮さを感じて、持たれているのではないかと想像します。
来年以降は、少しずつ次のトレンドが定まってくるはずです。
ハイブランドがリードする、次のトレンド。
そのピークは、2023年です。
その頃には、大きめバッグと、ボディバッグが、「1人1つは必ず持っている」という状態になっているかもしれません。