こんにちは、makinaです。
子どもとチェスをすると、いつも負けます。
その理由はきっと、私は目の前のことしか考えていないからです。
この手の次の一手まで考えていないと、すぐに負けるのです。
これって、子育てに似ているなぁ、と思います。
子育てでも、2つ先のことまで頭を働かせると、うまくいくことが多いのです。
目の前の手だけ考えていると負ける
チェスの上級者は、きっと、2つ先の手どころか、全部先まで考えているのでしょう。
私はルールも最低限しかわかっていないので、とりあえず目の前の手でよさそうな駒だけ動かすのですが…。
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わが子はそんな甘い手を見逃してくれず、容赦なく攻めてきます。
それどころか、次のその次の一手で自分が不利になりそうなら、どんなに目の前においしい状況があっても、一切手を出さないのです。
5歳で、そこまで先読みする…?
子育ても同じ
私も、子育てでは、2つ先のことを頭に入れておくとスムーズにいくことはわかっています。
出かける前になかなか着替えてくれなかったら、着替えたその先の「靴を履く」というところを先に言ってしまうのです。
「はい、靴を履いてねー。」
そう言うと、わが子は、おもむろに着替え始めるのです。
「早く着替えなさい!
何回も言わせないでよ!」
と、怒鳴らずに済むのです。
2つ先に楽しみにしていることがあったら、子どもは目の前のことを頑張れるのです。
先の先まで考えるのは疲れる
チェスも、これと同じ。
そうなのですが、先の先まで考えるのは、疲れるのです。
正直、子どもの遊び相手をしている時にまで、そんなに疲れることはできません。
だから、いつまで経っても強くなれず、すぐ負けるのです。
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大事なのは好奇心とモチベーション
人間の脳の容量は、そんなに大きくありません。
脳というのは、優先順位をシビアに判断し、働かないところでは働かないのです。
大事なのは、好奇心や、モチベーション。
これがないところには、頭も働かなくてOKです。
そんな諦めの境地も、大人には必要。
すべては、優先順位の問題。
生きるというのは、程度問題なのです。