4歳で7種類の「ごめんなさい」が言えるようになったしつけ方

こんにちは、makinaです。

「ありがとう」と、「ごめんなさい」。

しつけとしては、避けて通れないポイントです。

わが子は、4歳で、7種類の「ごめんなさい」が言えるようになりました。

そのしつけ方は…。

私が、子どもに謝る。

というものです。

「ママ失敗したね。ごめんね。」

「ママ遅れてごめんなさい。」

「ママが違うこと言ってたね。ごめんね。」

そのうえで、子どもがいけないことをした時に、「何か言うことあるでしょ!」とか「ごめんなさいは?」とは言わず、「今のは『大きな声を出してごめんなさい』だよ。」とか、「『ぶつかってごめんなさい』だよ。」と教える。

これを繰り返したところ…。

わが子は、4歳のうちに、注意されたら反射的に「○○してごめんなさい」と言えるようになったのです。

誰も謝らないのが当たり前の世の中になる

一般的に、子どもが「ごめんなさい」を言えるようになるのは、5~6歳ごろと言われています。

先に言えるようになるのは、「ありがとう」のほう。

「ごめんなさい」は、自分の非を認める必要があるので、「ありがとう」よりも難しいのです。

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これからの時代のことを考えると、人は今までよりも謝らなくなると思うので、「誰も謝らないのが当たり前」になるような気はします。

だから、わが子が大人になるころには、今からは想像ができないくらい、謝らない世の中になっているはずです。

とはいえ、「誰も謝らないのが当たり前」で、空気のように違和感がなくなるまでには、最短でも20年はかかるでしょう。

それまでの期間は、やはり謝ることができる人でいてもらう必要があります。

おまけに、わが子は、正義感が強く、他の子をとがめる傾向があります。

これでは、20年後どころか、2年後が心配です。

そこで、まだ少し早いと思いつつ、4歳から集中的に「ごめんなさい」をしつける期間を設けました。

親が子どもに謝る

まず、私がわが子に謝ります。

料理を焦がしたら、「ママ失敗したね。ごめんね。」と謝る。

朝、家を出るのが1分遅れたら、「ママ遅れてごめんなさい。」と謝る。

園からのお知らせを勘違いしていたことに気づいたら、「ママが違うこと言ってたね。ごめんね。」と謝る。

そのたびに、わが子は、「…いいよ。」と言ってくれました。

いろいろな「ごめんなさい」を教える

次に、子どもがいけないことをした時に、どう「ごめんなさい」を言えばいいかを、教えます。

食卓におもちゃを持ってきてそれを落とした時は、「『落としてごめんなさい』だよ。

それから、ごはんの時に遊んじゃいけないから、『遊んでごめんなさい』。

それから、テーブルにおもちゃを持って来ちゃダメって言ってるのに持ってきたから、『お約束破ってごめんなさい』と、『言うこと聞かなくてごめんなさい』。

硬いものが床にぶつかったから、『大きい音出してごめんなさい』と、『びっくりさせてごめんなさい』。

パパもママもイヤな気持ちになったから、『イヤな気持ちにさせてごめんなさい』。

これ全部『ごめんなさい』だからね。」

そして、子どもも繰り返します。

「落としてごめんなさい。遊んでごめんなさい。言うこと聞かなくてごめんなさい。

えーと、…あと何だっけ?」

これを毎日、1週間くらい続けた結果…。

注意されたり、何か失敗したりした時に、反射的に「○○してごめんなさい。○○してごめんなさい。」といくつかの「ごめんなさい」を言えるようになりました。

そしてある時、いろいろな「ごめんなさい」を、自分で7種類言うことができたのです。

ニコニコして「7つも『ごめんなさい』が言えたねぇ!」と、うれしそうなわが子。

「そうだね!7つ『ごめんなさい』が言えたね!

お母さん聞いてたよ。お母さんうれしい気持ち!」

そう言って、わが子を抱っこしました。

大人びている子どもにも

特に、大人びている子どもや、正義感の強い子どもには、「ごめんなさい」を集中的に教えるのは良いことです。

4歳でも、親が先に謝り、どう謝るかを繰り返して教えれば、自分で言えるようになります。

5歳になった今も、「今のはどのごめんなさいかな?」と、考えながら謝ることができています。

「誰も謝らないのが当たり前」の世の中になっても、この経験は、決して無駄にはならないはず。

下の子には、何歳から始めようか…?

これも、個人差があるので、一概に言えません。

それほど大人びていなくて正義感が強いほうでもなかったら、5~6歳から始めようかな、と思います。



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