妙に鋭い子どもにはどう接したらいい?

こんにちは、makinaです。

本屋さんに、ずらーっと並ぶ、育児本。

「敏感な子ども」への接し方については、わりと本が出ているのですが…。

鋭いというか、的確なところを突いてくる子どもへの接し方については、あまり本がありません。

これが、意外と困るのです。

月齢のわりに、妙に鋭いところを突いてくる子どもには、どう接したらいいのか…?

今、試しているのは、「子どもに謝る」という方法です。

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鋭い子どもには意識的に謝る

4歳のわが子も、大人の矛盾を指摘してきます。

鋭い…。

親としては、つい、もっと説明したり、説得したりしたくなる。

でも、子どもの言っていることも正しいので、追及されてしまうのです。

これは、夫婦間のやりとりと一緒…?

自分の非を認めないから、収まらないのです。

そこで、鋭いところを突かれたら、子どもに謝るようにしてみました。

「そうだね。お母さん、間違ったね。」

「お母さん、失敗したね。」

「ごめんね。」

すると、子どもは、こだわらなくなります。

子どもって、こんなにフェアなんだ。

と、清々しささえ感じます。

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親が非を認めなければ不信感が残る

もし、親が非を認めず、逆に叱りつけたら…。

子どもは、自分の考えに確信が持てなくなります。

よく耳にする、「自己肯定感」です。

これが持てなくなります。

同時に、親に不信感を抱く。

不信感という言葉は知らないけれど、感情は感じているはずです。

大人同士でも、指摘しているのに何かと言われて煮え湯を飲まされたら、負の感情が残ります。

子どもも同じです。

本人の中で、鋭い指摘をすることと、イヤな感情が、セットになってしまいます。

原則と例外を説明するのは後でいい

幼児期の子どもが、鋭い指摘をしてくるのは、たいてい、原則論です。

原則には、例外があります。

それを、どこまで説明すべきか、悩みます。

「それはそうなんだけど、例外もあるのよ。」

そう説明するのは、もう少し後でいい。

鋭い子どもほど、後々その説明をイヤというほど受けることになるのです。

だから、今は、少し待ちたいところ。

それより優先したいものがあります。

親が子どもに謝ったほうが効率がいい

子どもを言い負かそうとすると、子どもは自分にも確信が持てなくなるし、親への信頼も持てなくなる。

子どもに謝ることで、この両方のロスを避けられます。

自分への確信と、親への信頼。

そちらの方を、優先したい。

まず、親が子どもに謝る。

信頼を持ってもらってから、説明や説得をする。

そうすれば、「子どもに言ったことがいつまで経っても伝わらない」という事態を避けられます。

効率がいいのです。

幼児期の今は、親への信頼や自分自身への信頼を持ってもらう時期。

子どもは、驚くほど、フェアです。

それを親が損なわないように、大事にしていきたいです。



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