もう遅い…。しつけをし損ねた瞬間

こんにちは、makinaです。

わが家の子どもは4歳。

ある朝、家を出る時間になっても、お着替えをしませんでした。

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夫が、大声で怒鳴りました。

「早く着替えなさい!」

泣きじゃくるわが子。

車の中で泣き止んだものの、機嫌が悪いままです。

車から降りたがらず、すねているので、時間が取られてしまいました。

やっと降りて、中に入ると…。

お金の入った集金袋を、先生に投げつけました。

あ!やっちゃった!

と思ったのですが…。

「謝りなさい!」と言えず…。

子どもはそのまま教室に入り、後から私が先生に謝りました。

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あーあ。

しつけをし損ねた瞬間でした。

明らかに叱らなきゃいけない場面

他の子も親もいる前で、謝らせようとすると、朝の空気をピリつかせてしまうし…。

そのせいで他の子が不安定になったら、その子の親御さんの手間を増やしてしまうかもしれない。

とっさに頭に浮かんだのは、それでした。

わが子は機嫌が悪すぎて、一言くらいじゃ謝らないのは目に見えていたし。

その場でしつけをすることが、できませんでした。

でも、「家の外で」、「先生に向かって」、「お金を」、「投げつける」。

どれもこれも、いけない要素がいっぱいです。

家では許されても、外では許されない。

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先生は、敬わなければならない。

お金は、大事な物。

乱暴は、いけない。

明らかに、その場で叱るべき場面でした。

この状況で、叱る一言が出てこないのは、さすがにまずいでしょー!私!

できなかったー。

あー。

もう遅い…。

しつけは瞬発力

「しつけは、瞬発力」と言われます。

元々、私は、思ったことをすぐに言えないタイプ。

一旦、ひと通り考えてからでないと、口に出せません。

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でも、それだと、その場でしつけができません。

常に、準備しておかないと。

しつけをする瞬間を、虎視眈々と狙うくらいの意識じゃないと。

いけないことをした時に、注意することすら、できません。

何て言えば良かったの?

じゃあ、何て言えば良かったのか…。

「人に物を投げてはいけません。」

最低限なら、こうだったかな。

理由も一言付けられたら、

「悲しい気持ちになるでしょ。」

ここまで言えたら良かった…。

他にも、「先生はえらい人。礼儀正しくしなさい。」とか。

「お金は大事。丁寧に扱いなさい。」とか。

言いたいことは、後から振り返れば、たくさん出てくるんですが…。

とっさには、出てきません。

特に、理由は、根本的過ぎて、なおさら出てこない…。

トイレは、遊ぶところじゃないから。

食べ物は、おもちゃじゃないから。

次に使う時に、無いと困るから。

他にも、いろいろ。

強く注意することに、慣れないと、しつけが軌道に乗るわけありません。

口で言ってね

今回のことは、きっと、機嫌が悪くてムシャクシャしたから、憂さ晴らしに投げつけたはず。

「悔しかったり、ムシャクシャしたら、口で言えばいいんだよ。

物を投げたり、叩いたりしないで。

イヤだでも、したくないでも、何でもいいから、口で言ってね。」と、話しました。

「うん。」と、言っていました。

いけないことをしたら、その場で注意する。

これから、がんばります。



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