こんにちは、makinaです。
ふと、最初に地元のエルメスのお店に入った時のことを、思い出しました。
中が、どんな空間なのか、わからない。
足を踏み入れると、薄暗く感じたのを、覚えています。
これが、「高級感」かぁ。
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足がふわふわして、軽くめまいがします。
何をしに来たのか、忘れそうになるところを、気をしっかり持って、ケリーバッグを探します。
ない…。
どうして、ないんだろう?
おかしいなぁ。
ここがエルメスで合ってるよね?
その時は、本当に、何も知りませんでした。
いきなり、店員さんに声をかけました。
「あのー、すみません。
ケリーバッグを見てみたいのですが…。
置いてありますか?」と。
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すると、店員さんは、「あいにく、ケリーはございません。
ほとんど入荷がない状態で…。
バーキンなら、たまに入ってくるのですが…。」と、想像以上に丁寧に話してくれました。
名刺をくれたのが、うれしくて…。
何も知らずに行きましたが、ケリーバッグは基本的に店頭にないということも分かったし、店員さんと話せたし、名刺ももらったし。
私にとっては、大収穫でした。
初めての「担当さん」
ケリーバッグを見るためには、お店に来なきゃいけない。
そのうちに、洋服が欲しくなるものです。
意を決して、初めて、1着購入しました。
その服は、今も着ています。
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最初の店員さんは、すぐに退職してしまったのですが、次の店員さんが、「担当」させていただきます、と言ってくれました。
これが、「担当」かぁ!
これもまた、うれしいものです。
一番後輩らしき担当さんで大丈夫?と焦った日々
担当さんが接客してくれる時は、たいてい、先輩スタッフさんがついていました。
私の担当さんは、他のどのスタッフさんに対しても敬語だったので、一番後輩だったのかもしれません。
採寸がぎこちなく、素材も勘違いしたりしていましたが、エルメスのお客さんの中では若輩の私にも、面倒がらずにお探ししたりしてくれました。
当時は、一番後輩らしきこの担当さんで、ケリーバッグが買えるのかと、焦る気持ちもありました。
でも、結果的に、買えました。
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買えたのは、後になってから分かることで、当時は、かなり悶々としました。
もっと、先輩の、あっちの店員さんの方が、買えるんじゃないか、とか。
何か月も、買えない日々が続いたので、本当に、買えるのかなー、と。
でも、担当さんは、ケリーが欲しいことを分かってくれていて、常に私にも敬語で接してくれて…。
ざっくばらんな店員さんより、居心地が良かった。
あの担当さんのおかげで、頑張って待つことができました。
トラブルもなく、ケリーも買えた
今は、もう退職してしまって、大きな買い物はそれ一度きりでした。
トラブルもなく、不快な応対もなく。
一番後輩らしき担当さんですが、全くのエルメス初心者の私に、地道なエルメスライフを送らせてくれました。