どんなに気に入っても泣く泣く我慢して買わない服

こんにちは、makinaです。

この服、いい!

かわいい!

好きだなーこういうの!

素材も大丈夫だし、思ったより高くない。

でも…。

どんなに気に入っても、泣く泣く我慢して買わない服というのがあります。

私の場合、それは、「説明しなきゃいけない服」です。

会った人に、「そこに何か付いてるよ」とか、「その服は中はどうなってるの?」とか、「それは、くっついてるの?」とか言われてしまって、「いや、これはですね…」と、説明しなきゃいけない服。

買う前に想像してみて、これは説明しなきゃいけない服だな、と思ったら、買うのをガマンしています。

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説明しなきゃいけない服

「その服、素敵ですね」ならいいんです。

「どこのブランドですか?」ならいいんです。

でも…。

「そこに付いてるの、何?」とか、「その服、どうなってるの?」とか言われてしまう服というのがあります。

いや、こういうデザインなんです。

おしゃれなんです。

そう説明しなきゃいけない服は、「品の良さ」だけではないところで勝負している服です。

「上品」と「地味」は紙一重。

というか、ほどんど同義です。

地味なものに説明がいらないのと同じように、上品さだけに留まらない魅力を備えている服の中には、説明が必要なものがあるのです。

デザイン性の感じ方は人によって違う

かわいくておもしろいから、そういう「説明しなきゃいけない服」も、好みではあります。

フェイクのポケットが付いている服とか、トロンプイユ(だまし絵)プリントとか、2枚重ね風とか、逆さまのデザインとか。

そういう服が似合う人もいる。

そして、全く気にしない人もいます。

同じトロンプイユでも、「その服、かわいいですね」と言ってもらえる服ならいいのです。

「ありがとうございます」で、説明はしなくていいですから。

でも、同じトロンプイユでも、「その服、どうなってるんですか?」と言われる服というのがあります。

ファッション性とか、デザイン性の感じ方は、人によって違います。

だから、少しでも説明しなきゃいけなくなりそうな服は、選ばない。

どんなに気に入っていても、泣く泣く我慢するのです。

「タグ、切り忘れてるよ」

たとえば、メゾンマルジェラのタグのステッチは、ブランドの名物です。

後ろから見た時に、タグのステッチが残る。

これを、「タグ、切り忘れてるよ」と言われたことがありました。

「いや、これは、こういうデザインなの。おしゃれなの。」

そう説明しました。

もちろん、知っている人は知っているデザイン。

でも、知らない人を、「タグ切り忘れてるけど、教えてあげた方がいいのかな…?」と、もやもやさせてしまいます。

マルジェラの服は、今のところは、タグのステッチが外側に見えていないものに出合ったら、購入しています。

ステッチが見えているものは、この先、説明なんていらなくなってから、楽しみたいと思います。

「そこ、どうなってるんですか?」ではなく「素敵ですね」と言われる服

すごく気に入った服なのに、買うのをガマンするのは、苦しい…。

店員さんからもおすすめされるし、断りにくいのも、困ってしまいます。

でも、自分なりの線引きをしていかないと、あれもこれも買っていてもキリがない。

少しでも「これは説明しなきゃいけない服かもしれないな」と思ったら、その服はガマンする。

「そこ、どうなってるんですか?」ではなく、「素敵ですね」と言われる服を、選んでいきたいです。



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