こんにちは、makinaです。
すっかり春になりましたね。
冬物も着おさめ。
洗濯して、すっきりさせて保管したいものですね。
ウールやカシミヤは、ドライクリーニングもいいですが、やっぱり水洗いしたい。
でも、縮むのが心配。
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そんなときでも、縮ませないためには、コツがあります。
それは、(1)ランドレスのウールカシミア用洗剤を使う(2)冷水を使う(3)動かさない(4)脱水は30秒、の4つです。
このやり方に変えてから、縮んだことはありません。
失敗の経験
このやり方を習得したのは、失敗がきっかけでした。
結婚してすぐ、洗濯のしかたもロクに知らないときに、主人のニットを洗濯機で洗って、縮ませちゃったんです。
忘れもしない、白のタートル型のジップアップ。
主人は「仕方ない」って感じでした。
でも、主人に似合っていてわたしも好きだったので、未練が残りました。
そこではじめて、素材別に、洗濯のしかたを勉強しました。
今回は、カシミアの水洗いのコツをご紹介します。
(1)ランドレスのウールカシミア用洗剤を使う
いきなりアイテムを限定して恐縮ですが、これがいちばん大事です。
アメリカのランドリーブランド、ランドレス。
ここのウールカシミア用洗剤は、ほんとに縮みません。
冬になると品薄になるので、夏でもいいから手に入れておきましょう。
(2)冷水を使う
まず、洗面台に栓をして水をはります。
そこにランドレスのウールカシミア用洗剤を入れて、手でシャバシャバして泡立てます。
この洗剤は、冷水でもなじみやすいです。
ウールやカシミアは、お湯やぬるま湯だと、縮みやすくなります。
必ず冷たい水を使ってください。
そこにニットを入れ、底面に押しつけて濡らします。
色モノと白系は分けて、2回繰り返すほうがいいですね。
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(3)動かさない
全体的に水が行き渡ったら、そのままにしておきます。
ウールやカシミヤは、濡れた状態で「動く」ことで縮みます。
動かさなければ大丈夫。
揉んだりこすったりしてはいけません。
そのかわり、時間は長めでも大丈夫なんです。
30分くらい水につけたままでも大丈夫。
急ぐときは10分くらいでも、十分汚れは落ちます。
(4)脱水は30秒
10分経ったら、一度栓を抜いて、新しく水をはり、すすぎます。
このときも動かさないように。
すすいだら、脱水するため、洗濯機に入れます。
水がボタボタたれるので、バスタオルにくるんで、すばやく入れます。
そして、脱水スタート。
洗濯機によって、設定がちがうと思いますが、手動がいちばんです。
つきっきりで見ていて、高速で回り始めてから30秒で、手動で止めます。
厚手のニットでも、長くて1分。
干すときは、ハンガーにかけてもまだ水が垂れると思うので、下に珪藻土マットを置いておきます。
珪藻土マットは、ニトリやフランフランでも扱うようになりました。
前より安くなったし、普及していますね。
これでカシミヤの水洗いも大丈夫。
来シーズンも、気持ちよく着れますよ。