「歌い聞かせ」を始めてみて気づいたこと

こんにちは、makinaです。

「歌い聞かせ」や、「歌いかけ」という言葉を目にするようになりました。

親が歌を歌って、子どもに聴かせる。

絵本の「読み聞かせ」と違って、作業をしながらできるのです。

寝る時に、真っ暗な中でもできます。

子どもと一緒に歌ったり、子どもに歌い聞かせをしたりするようになって、気づいたこと。

それは、「歌うのって、大人でも気持ちいい」ということです。

メンタルヘルスにも、好影響が出ています。

ニコニコ顔で聴いてくれる

笑うことが健康に良いとされているように、歌うことも健康に良いのかもしれません。

特に、メンタル面で、そう感じます。

「あの頃は良かったなぁ」と思う高校時代は、そういえばカラオケに通い詰めていました。

嫌な気分を紛らわすようなところが、カラオケには確かにありました。

歌うことの効果なのかもしれません。

今は、カラオケに行けない代わりに、家や車の中で歌います。

私が歌い始めると、子どもはニコニコ。

ニコニコ顔のまま、こっちをじっと見て、聴いています。

その顔もかわいいし、自分自身も穏やかな気持ちになります。

それから、「あれ?歌詞何だっけ?」というところを覚えたり、音程にも気を付けたり。

どうせ子どもに聴かせるなら、上手な歌を聴かせたい。

ということで、繰り返し歌っていると歌が上手になっていっているような気までしてきます。

教訓のない歌が心地いい

雨の日には、「あめふりくまのこ」を歌います。

短めのフレーズが、5番まであります。

でも、最後まで行っても、教訓がありません。

結末もなければ、ハイライトもない。

それがなぜだか、心地いいのです。

1番で、雨で小さい川ができます。

2番で、くまの子が来て、魚を探します。

3番で、魚がいないので、くまの子は川の水を飲みます。

4番で、やっぱり魚がいそうなので、待ってみます。

5番で、雨がやまないので、葉っぱを傘にします。

そこで、終わり。

雨もやまないし、魚も来ないのです。

最後まで、くまの子は、川を見ているだけ。

教訓のようなものはありません。

結末もありません。

くまの子がどうなったのか、想像するしかありません。

途中で終わると、余韻が残るのです。

もう、「いとをかし」の胸中です。

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この歌を、わが子はしょちゅう歌います。

特に、雨の日は、必ずです。

「いっしょに歌うよ。せーの!」

ママが歌詞を間違えると、訂正が入ります。

この歌が大好きなのです。

選曲も変わる

子どもがまだ小さいと、図書館にも行きづらいですし…。

絵本を家で読もうと思っても、なかなか時間が取れない…。

歌い聞かせなら、できる場面が多いのです。

特に、車の中、お風呂、ふとんの中。

これから子どもが大きくなったら、選曲も変わってくるかも。

私の好きなアイドルの歌を一緒に歌ってくれる日もくるかもしれません。



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